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幡野広志×浅生鴨×ワタナベアニ 写真展&トークイベント

雨の土曜日。
大阪は天王寺のスタンダードブックストアで行われた幡野広志さんの写真展と幡野広志さん×浅生鴨さんのトークイベントに行ってきました。

まずは福島駅へ。
駅から徒歩数分の"やまがそば"でランチです。
プロの将棋棋士が出前で頼む事が多く、いわゆる観る将の方には広く知られてるお店なんです。"将棋めし・勝負めし"ってやつですね。

ワタシは天とじ丼、カミさんはカレーそば。
どっちもめちゃ美味しかったなぁ。年季の入った店内もいい雰囲気でした。


やまがそばから大通り"なにわ筋"を挟んだ向かいにあるのは関西将棋会館。ここの売店で将棋手帳を買うのが福島に来た目的。
今年分も揃ってカミさんはご満悦。


天王寺に移動してスタンダードブックストア周辺を雨の中お散歩して。
途中見つけた今どきのお洒落なカフェ、珈琲もキャラメル系のケーキも美味かったぞ。
どこであっても、知らない場所を散歩するのは楽しいですね。美味しいものに出会えれば尚よし。


スタンダードブックストアに到着。
1階はカフェ。2階はザックリとしたジャンル分けで棚を見て回るのが楽しい書店。
楽しい本を見つけてカフェでゆっくり読むのも良いなぁ。

書店の奥のスペースで幡野さんの写真展が開催されていて。Webや写真集などで観たことのある写真も、大きなプリントで観れるのは嬉しい。
聞いた話では会場の照明によって見え方が変わるので、色調を調整するそうです。

展示はパネルとは別に手で持って鑑賞できるA4サイズぐらいのプリントもあって。
これがめっちゃ紙質が良いんですよ!
全体的にはマットな雰囲気だけどインクが載っているところはキラキラしてて、厚みがあり手触りがめっちゃ良いもの。
実家で古いアルバムを見る時以外は液晶画面で写真を見るのがほとんどだけど、手にとって見るのって良いなぁと改めて思いました。

このプリント、翌日のワークショップで1枚の価格をお聞きしたんですが、映画代より高いということで確かに納得の品でした。
プリントマン(写真のプリントを専門とするプロの技術者)に発注したものだそうで、1枚から頼めるならワタシも友達の何かの記念に撮ったものをプレゼントするのに良いかなぁなんて思っちゃいました。

そういえば、撮った写真をiPadやMacに取り込んでピンぼけの写真って消してました。それが”ピントが外れた写真でも良いんだ”って思いなおしたのは幡野さんの写真を見出してからだな。
展示してあったのはゆう君を撮った奥様の写真だったけど、今この時!って思ってシャッターを切った気持ちが感じられて。


1階のカフェでトークイベント開始。
写真家・アードディレクターのワタナベアニさんが特別ゲストで、写真についての興味深い話題がたっぷりでした。

お店に置いてた赤星(サッポロラガービール)を見つけて注文される幡野さん。それを見てお客さんが沢山注文され全部売れちゃいまいました。もちろんワタシらも注文しましたよ。
調べてみると基本的には飲食店向けに瓶でしか販売してないそうですね。
別途注文したスパイスカレーとチキンにも合うし、久々の瓶ビール美味かったな。


御三人方共にユーモアがあって結構ワタシのツボを突かれるんだけど、写真のキャプションはポエムにならないようにって話題でワタナベアニさんの「言葉に出来ないものを言葉に出来るのはKOだけ(その場に居た方はこれで分かりますよね!)」っていうのはかなりキました(笑)。

noteの”写真の部屋”も気付きが多くてホンマ毎回楽しいんです。


長さがギリギリのマイクのケーブルを支える浅生鴨さん。マイクがハウってスタッフさんが困ってる場を上手く捌き、翌日のワークショップでは受講者の昼食の配膳まで手伝われてた姿にお人柄が。


ワークショップ後には前から気になってたワタナベアニさんと浅生鴨さんの本を購入してそれぞれにサインも頂いて。
カミさんは幡野さんの新刊にサインを頂いて少しお話をさせて頂きました。


一日中雨で寒い日だったけど、とっても楽しい一日になりました。

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