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独立してから大切なお金の使い方

お金の使い方って実はあまり誰も教えてくれないですよね。

骨、筋肉が終了したので、また少しコラム的なところを。独立してからこの考え方はとても大切になると考えているので、整体師どうこう関係無く、個人事業主としてでも、会社としてでも、独立したい人は知っておいて損はないかと思います。

僕はこの考え方を最初に起業した時の先生に教えてもらって、人生が変わったと言っても過言ではありません。


4:4:2の法則

とても大切なのがこの比率法則です。

4割をランニングコストに、4割を自己投資に、2割を貯蓄にしようね。という考え方になります。それぞれ解説しますね。

4割のランニングコスト

ランニングコストとは、事業を続けていく上であったり、生活を営んでいく時に必要な費用のことを指します。

整体師でいうならば、家賃、水道光熱費、通信費、広告費

さらに生活していくにあたっての住む家の家賃、食費、交通費、そのほかの雑費です。趣味や浪費にかかる費用もここに入ります。

長く事業を続けるコツ、幸せでいるコツはこの「ランニングコストを上げないこと」に尽きるのではないかと思います。今やネットやSNSをみたら楽しそうに豪遊している社長さんとか、ブランド物を買い漁っているインフルエンサーとかたくさんいますよね。そこに憧れて生活水準を上げると地獄です。

上には終わりがありません。5000円の時計から5万円になり、50万でも満足できなくなって、500万の時計に行き着くみたいな。500万を買っても満足はできないのでしょうが…

これを続けるのは地獄です。人は生活水準を下げることは滅多なことがないとできません。プロスポーツ選手が現役引退後破産することが多い理由がこれですね。なんと欧州では4人に1人が破産するとか。

「生活水準を上げない」

という点に注意し、今もし水準が上がりすぎてしまっているのであれば、どこかをコストカットして下げることも重要です。

整体師はランニングコストがかからない仕事です。人をたくさん雇う必要もないですし、高い家賃がかかるわけでもない。普通にやっていれば自己破産等は起こりにくい仕事ですので、問題は起こりにくいのですが、気をつける必要はあります。

僕の人生最大の失敗は月10万の駅から2分の家に住んでしまったことです。もう抜け出せません。新しく家を探すときは徒歩3分以内でないと発狂しそうです。こうして人はダメになります…

ランニングコストは4割におさめなくてはいけないので100万の売り上げの時であれば家賃、広告費、生活費もろもろで40万以内でおさめたいです。まずは、一度月にかかっている費用を洗い出してみましょう。


4割の自己投資

ここを疎かにすると、やばいです。自分の学習にコストを払えない人が今の時代は真っ先に死にます。

今はVUCA(ブーカ)と言われる時代です。Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)でVUCAです。とにかく、ぐちゃぐちゃでいつ何がどうなるかわからないというそんな時代です。

この時に真っ先に死ぬ人が、勉強をしていない人です。

本を読んでいない、オンラインサロンで最新の情報をとっていない、新しいビジネスを体験していない…この段階で、何かとっさのやばいこと、例えばコロナウイルスが流行りましたが、そんな時に対応できなくなって終わりです。

勉強をし続ける、新しい情報を取り続けるために、お金を投資し、自己のスキルアップ、人脈形成に取り組んでください。

くれぐれもFXや株に手を出すみたいなことにはお金を使わないように。それは投資では無く投機ですので、多いに気をつけてください。お金を持つと色々な人があの手この手で近付いて来ます。人や物を見定める目も養う必要があるのではないかと思います。

この4割は慣れないとお金を使えない部分かとも思います。100万の売り上げだとすると40万円ですから。しかしこの大切さ絶対後に感じますので、マジで騙されたと思ってやった方がいいです。

僕の知り合いの整体師の先生、やっぱり活躍し続けている人たちはこのお金の使い方がものすごく上手です。そしてみんな知っています。変な投資(投機)案件に手を出すよりも自分に投資した方が費用対効果(リターン)大きくなるということを。

オススメの自己投資先って何かありますか?ということであればご質問ください!最後に貼ってあるLINEのリンクからあなたの状況に合わせて、ご回答します!


2割の貯蓄

最後が、貯蓄です。お金を貯める奴はバカだ。みたいな風潮もありますが、最低でも2割は貯蓄に回しておく必要があります。

本当に何が起こるかわからない世界になってしまいました。急にウイルスのせいで人が動かなくなることなんて誰が予想したでしょうか。そんな時にでも動じずに、事業を継続できるかどうかは、結局やっぱり、なんだかんだ言って、「金」なんですよね。悔しいですが。

例外的に「信頼」という目に見えにくいものもありますが、それは別の話になるのでまたの機会に。今回はお金の使い方についてなので、やっぱり貯蓄入ります。

海外で運用をしてという方法もありますが、すでに引き出して、自由に使えるようなお金も確保していく必要があります。できれば半年間、事業が全くできない状態になっても存続できるような備えを残しておきましょう。

それが企業の強さです。

整体院の例であれば家賃10万、生活費が15万必要だとした時には25万×6ヶ月なので150万くらいは貯蓄として残しておけると安心です。それがあれば仮にコロナのような事態に襲われても、なんとかなりますよね。

最初の目標はまず、この備えをすること。としても良いのではないでしょうか。

100万の売り上げの時に20万です。これを生活費とは別に確保すること。整体師であれば割と簡単にできると思いますので、キープしておきましょう。

学習意欲が高く、優秀な人ほど、この貯蓄に気が回らないことがあります。僕もかつてはそうで、ランニングコストで35万くらいかかって、残り70万くらいあるからまたセミナー行けるじゃん!ということで4日で100万のセミナーに参加する。みたいにやってました。

この時点で30万赤字なんですけど、貯金であったり、妻や家族に借りてお金を払ったりとしていました。そうして法則を崩していると、自分に余裕が無くなったり、周りの人からの信用をなくしたり、問題ばかり起きることになります。

必ずこの4:4:2の法則を忘れずに、どこの割合も崩さずに、安定して、成長し続けましょう。僕も頑張ります。


どんな自己投資がいいの?とか、どうやったらうまく節税できる?といったご質問はこちらからどうぞ!



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