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読書記録。「大きな嘘の木の下で」①

今回の読書感想記録は
「大きな嘘の木の下で~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。~」田中脩治著
大ヒットした著書「破天荒フェニックス」に続く最新作。

◆本の内容⇨サブタイトルにもあるように、世間に潜む様々な”ウソ”に注目した1冊。
いつの間にか当たり前だとされていることに「本当にそうか?」と疑い、真実を探っている本です。

【こんな方にオススメ】

・20代前半の社会人
・進路に悩む大学生
・モヤモヤを抱える社会人、大学生
読みやすさ ★★★★☆
情報・スキル★★☆☆☆
おすすめ度 ★★★★★

本書では「幸せ」「お金」「仕事」「成功」「人生」「経営」に関するウソの項目があり、今回はその中から、3つの項目を抜粋した感想の1つ目です。

※あくまで読んだ感想であり、本を要約したものではありませんのでご注意ください。

-Chapter1-幸福論のウソ

「幸せ」という言葉は、まるで不幸の呪文なのだ。

これはこの章の冒頭にある一文。
この文を読んだとき、思ったことは皆さんとそれほど違わないと思う。
「どういうこと?」と全く意味が分からなかった。

著者は「幸せ」という言葉に違和感を感じていたそうで、「幸せ」という言葉を使わないんだとか。

それは、かえって不幸が増えていくような気がするから。これが筆者が“不幸の呪文”と呼ぶ理由。

個人的解釈①

「幸せ」とは瞬間に感じるもので「幸せ」を感じる言動・状況・環境などは人それぞれ違う。

例えば男性が女性に対して「幸せにします」と誓っても、その女性の思う「幸せ」と男性が思う「幸せ」にズレがある場合がほとんど。

そうなると男性がどれだけ自分の思う「幸せ」を与えても、女性側は「幸せにしてくれない」「友達の方が幸せそう」などと結果的に「不幸」を感じてしまう。

→「幸せ」にこだわると「不幸」が目立つ。


「幸せ」ではなく「豊かさ」を基準に考える

そこで筆者が辿り着いたのが、人生にとって大切なのは「幸せ」ではなく「豊かさ」であるという考え方。

【☆個人的No.1チェックポイント☆】筆者の考える「豊かさ」とは。

昨日まで自分になかったものが今日、新しく増えた状態。

お金だけじゃなく、知識や技術に経験、地位や名声、人脈、チャレンジする勇気、行動力・・・様々なものを自分にプラスして成長していけること、それら全部が「豊かさ」なのだ。
と著者は述べている。

個人的解釈②

「幸せにする」→「豊かにする」
「幸せになりたい」→「豊かになりたい」

このように基準を「幸せ」から「豊かさ」変えることで普段の日常が好転する。
この章を読んでから、そう感じた。

皆さんは普段、「幸せだ」と感じることは多いですか?そう感じられている人はきっと数少ない。
多くの人は1日を終えて「今日も幸せだった」と思える人は少ないはず。僕もその一人。

ですが、今日は「豊か」になれたか?そう考えると、当たり前のようにこなしていた事が「豊か」になっていると感じた途端にモチベーションが上がりました。

「豊か」を基準にすることで、これは「豊か」になっていないな。と感じる時間や仕事はやらないでおこうと判断することもできると思います。


まとめ

-Chapter1-幸福論のウソを読んでの感想・まとめです。

・「幸せ」→「豊かさ」に基準を変える
・「豊か」になれる行動を選ぶ

少し考え方や基準を考えることで毎日が変わり、行動の選択も変わる。
今後関わっていく人とはお互いが「豊か」に感じられるように行動していこうと感じました!

(引用文献:大きな嘘の木の下で.幻冬舎)


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