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宇宙兄弟から学ぶ“自分の強み”


読書記録も兼ねてのnoteです📚

本書はFFS理論(自分の個性を把握し、その人に合った言動を提案)に基づいて、自分が
「どんなタイプの人間か」「違うタイプと良好な関係を築くにはどうすればいいか」などをマンガの『宇宙兄弟』から学ぶことができる一冊です!


こんな人にオススメの一冊⭐

✓自己理解をしてみたい
✓人間関係に悩みがある
✓自分の活かし方がわかっていない


実際に宇宙兄弟のマンガの一場面を用いての解説なのでとても読みやすく、宇宙兄弟を読んだことがなかった僕でも理解しやすい内容でした!



【5つの因子を理解する】


FFS理論は人の因子を大きく5つに分け、質問に答えることで自分がもつ3つの高い因子を導きます。


【5つの因子】

🔸凝縮性因子:自らの考えを固めようとする力。他人に流されずブレない一方、自分の価値観に合わないものはなかなか受け入れられない頑固な一面も。


🔸受容性因子:外部を受け入れようとする力。優しくて面倒見が良い反面、周りの要望を受け入れすぎてキャパオーバーになる危険性もある。


🔸弁別性因子:白黒はっきりさせる力。どうすれば合理的かを考えて行動し、物事を都合よく割り切れる一方、感情があまり介入しないので機械的に見られ、冷たく思われることもある。


🔸拡散性因子:飛び出していこうとする力。直観的で面白いと思うことなら周りを気にせずどんどん取り組める一方、飽きっぽいため周りを振り回すことも。


🔸保全性因子:維持しながら積み上げる力。プランを立て、コツコツと進めていくのが得意で、周りと協調しながら動くことができる一方、安全第一のため、なかなか行動できないことも。


僕の場合は➀保全性 ②受容性 ③弁別性 が高い因子でした。


どの因子が良い・悪いではなく、それぞれの因子を理解することで、違うタイプの人とも良い関係を築いていこうという考えです。


【強みを理解して活かしていこう】


僕の3つの因子をまとめての活かし方です。


まずは保全性の特徴である、「物事を慎重に進めたい」というのは、慎重さはいいものの慎重であるが故に準備だけをして行動に移せないといった側面もあります。

ですが、幅広い情報を体系化する(情報の引き出しを増やして、ここぞというときに出す)ことが得意なので、情報収集は継続しつつ

誰にも負けない専門領域をもつ


そう本書では勧めています。

このタイプは安全第一、不安が強いので「これなら誰にも負けない!」と自信をもてる領域が必要のようです🤔


【目標の探し方】


保全性は 「現実的」 弁別性は「効率よく目標を達成したい」 受容性は「誰かのために人生を懸けられる」といった特徴があるので、これをまとめると

誰かのために効率よく達成できる現実的な目標


が自分にとって取り組みやすい目標ということになります👀



【理想のリーダー像】


リーダーといえば「みんなを引っ張っていく!」というイメージが強いので多くの人は「自分がリーダーなんて…」と思ってしまいます。

ですがそんな人は『サーバント・リーダーシップ』を意識すると良いとあります。

〜サーバント・リーダーシップとは〜

メンバーがフラットに話し合える環境をつくり、皆の合意のもと物事を進めていく安心感をもっていること。

を指すそうで、僕は2つ目の因子で〈受容性〉があり、受容性は相手の話を聞き、受け入れるのが得意なので、これならできる!と感じました🍀



【勝ちパターンを手に入れる】

情報収集が好きで、それを体系化するのが得意なタイプは、自分に自信がないことも多々あります。

なので集めた幅広い情報から「こうすれば勝てる」というパターンを見つける必要があります。


その《成功体験》を積み重ねることが自信に変わるということです🌟


まとめ

人によって持っている因子は異なります。
色々な人と良い関係を築いていくためには、「自己理解」と「他者理解」が必要不可欠です☀️


☑️まずは《自己理解》から始めましょう!



引用文献:あなたの知らないあなたの強み 古野俊幸著




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