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大学院での学びって素晴らしい。この半年のまとめ

はじめに

9月に入り、だんだんと秋の夜風を感じるようになりました。

この春に学部を卒業し、
京都大学大学院地球環境学舎に入学して、はや5ヶ月。

今月から新たな仕事とインターンが始まるということから、
入学してからの学びを、衝動的ですがまとめてみたいと思います。

院での学び:過去と未来が重なってきた

院に入学してからは、
毎日毎日
情報のインプット、英語での授業、研究科の合宿、
留学生・クラスメイトとの会話と議論、自分の研究…

と刺激を受ける日々で、成長速度が一段と早くなったかなと思います。

入学式の様子

また院の学業の他には、
NewsPicksのプロピッカー、

主にプロピッカーとしては、環境・エネルギー、地域経済の分野で活動。名だたる方々ばかりで恐れ多い…。笑

学期の途中からは、
京大の起業家育成プログラム:サステイナブルガストロノミー、
XLOCALでのインターン、
Green Innovator Acambly、
と、毎日毎日充実した日々を送っていました、めっちゃ忙しかったけど。笑

インターンで主催側として携わった
LOCAL CAREER FORUM

いろんな活動をして、人と会って話し、
そして現場を見に行ったりして…

次第に
これまで自分がやってきたことと自分の考えや研究がオーバーラップしてきました。
まさにconnecting the dots.(笑)

5年前に大学に入学してから、
ジャーナリスト志望だった私でしたが、
この半年で固まったことがあります。

それは

『社会を変える現場のイノベーターでありたい』

ということ。

どういうことか具体的に、
そして過去と未来がどのように繋がってきたのか記したいと思います。

研究:この美しき日本を地方から強くする

私は学部時代から、環境学を専攻しており、
研究内容は、

農村コミュニティを持続可能なものにする小規模多機能自治の仕組みと
ソーシャル・キャピタルを再構築する教育システムについて

であり、
学問としては、
教育学、社会学、農村計画学といった社会学を横断する研究です。

何かしら散らかっている研究室の机


以下は
私が環境学を学び始めたきっかけでもあり、
今も環境学を学ぶ原動力でもあり、研究の軸になっているのですが、

人と自然との関係性とは何か?
日本の共同体とは何か?
これらを問い直す地域教育とは何か?

この3つを軸に置いて
主に学業生活に邁進しています。

本来、
日本人は、農山村の里地里山で暮らし、資源を維持管理することで、
自然の一部として生きる知恵や業を育んできたと思います。


これこそが生業の意味であり、
そして美しき文化や感性を育んできたのだと思っています。

鳥取時代に住んでいた集落の写真

しかし、都市化がすすむことで、
人と自然との関係性は薄れ、

生業も感性も失いつつあり、
私たちは非常に脆弱な社会システムの上で生きている
そんな時代だと思っています。

自分なりに考え、行き着いた社会の課題に対して
どのように自分を表現していくのか?

これを次に述べます。

表現:今後のテーマ

学業の一方で
昨年はCOP28に行き、世界的な脱炭素の潮流
エネルギー問題に関して触れてきた経験から、
地域分散自立型エネルギーシステム、
地域循環共生圏について強い関心を抱くようになりました。

また農村での暮らしから、
農業といった食料生産と地方創生に関して五感を通して考え続けてきました。

結論は、

『エネルギーと食料生産こそが国の根幹である』

ということであり、
これらの資源は地方にこそある、ということです。

だからこそ、
私は地方をもっとよくしていくことで、
この美しき日本を強くしていきたいと思っています。

この意識と前項で述べた
自分なりの課題意識である
私たちは非常に脆弱な社会システムの上で生きていること、

そして自分の
小規模多機能自治に関する研究、

学業と研究の軸である

人と自然との関係性とは何か?
日本の共同体とは何か?
これらを問い直す地域教育とは何か?

これらは一見関係のないように見えますが、
私の中ではつながりました。

それは、

  • 「国の根幹であるエネルギーと食料生産を自給自足する小規模多機能の強い地域を創ること」

  • 「脱炭素社会を軸に地域づくりを行うこと」

  • 「これらを達成するために住民自治のシステムとこれを可能にする地域教育を推進すること」

であり、今後自分なりに社会に対し表現していくテーマになると思います。

若桜鉄道と地域住民の関わりがヒントになるかも…

まとめ

結局うまくまとめることができないまま、つらつらと書いてしまいました。

しかし、自分の中では、
過去と未来が重なり始め
今後の活動の根幹と価値観は定まってきたように感じています。

しかし、具体的にどうするかはまだまだ知見と経験が足りないと思います。

まだまだ勉強不足です。
秋学期は引き続き、
NewsPicksでの活動、
Green Innovator Academyの活動、

そして新たに始まる
長野県諏訪地域の脱炭素事業のアナリスト
鳥取市佐治地域でのNPOでのインターン

を通して、
もっともっと知見を吸収して、成長していきたいと思います。

今年も残り4ヶ月。全力で駆け抜け、挑戦に対し前向きに取り組んでいいきたいと思います!


まとまっていない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました🙏



ちなみにこれまでの哲学と考えをアウトプットした記事👇


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