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醜悪を晒して生きること

匿名裏垢で誰かの悪口を書いたり、誰にも言えない嬉しかったことを書いたりする。誰にも言えないような本音でも匿名なら平気で晒せるから、SNSは精神を安定させるのに適役だった。

気分が良い時には、SNSで仲良くなった人とチャットベースで会話を楽しんだりもする。良いところも悪いところもうまく掻い摘んで、活用していけたら最高だと思うのが本音。

タイムラインに流れてきた見ず知らずの人の言葉にイラついたりして、割と簡単に誹謗中傷をしたりする。知らない人だと身近な人には使えない言葉も簡単に使えちゃうから、笑えるよね。ほんと。

不特定多数のいいねの数だけ救われた気がして、リプの数だけ味方が増えたそんな気がした。

誰かの言葉に救われて、誰かの言葉に絶望を感じることだってある。言葉は刃物で、言葉は薬だから、取り扱いにはご注意をってそれは自分の心の中にしまっておきなよ。

誰かの成功の批判。表向きは一緒に喜ぶ私。でも本音では祝福なんてしていない自分に嫌気ばっかり差していた。「なんであいつばっかり」が口癖の私。行動を続けるあいつに、何にもしていない私。誰がどう見ても両者の違いは歴然だった。

「私変わりたいの」「はいはい、その台詞は100万回ぐらい聞いたので、勝手にしてくださいな」って自分に言ったりなんかして、いつまでも変われない自分に嫌気が差す毎日です。

変わりたいと思う気持ち。もしも変われなかったらどうしようという不安。変われなかったら変われなかったことを責めたくなるから嫌になっちゃうね、ほんと。

匿名裏垢で悪口を言うのは非常に心がスッキリするね。そんなことを繰り返している内に自分が何者かわからなくなって、「ほんとうの自分ってどれだっけ?」って疑問を持つようになったらもう末期。

自分の探しの旅。自分をいくら探してもどこにもいないし、そんな暇があるなら内省して、自己分析や他己分析をした方が時間の使い方が上手なのに、多くの人は海外に自分を探しに行く始末。

本当の自分はどこにいましたか?海外で見つけることができましたか

いくら質問しても、刺激を受けただけで、何も変わってないなら、単なる日常生活に戻るだけの意味のない行動の出来上がり。無駄とは言わないけど、変わることができなかったのなら、全てが無に帰してしまうから、お疲れさんって言葉を掛けるしかできないの、ごめんね。

表と裏。表裏一体の自分。光と影。

どんな自分も自分であることは変わりないし、普段の自分もたまに現れる醜い自分も愛せたら少しは生きやすくなるのかなだなんて、一生そのまま醜い自分を演じてなよ。

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