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ひとり旅は気がついたら「ひとり」の旅ではなくなっていた

人生でひとり旅に出たのはたったの2回。大学生の時のヒッチハイク旅と、つい最近の東京、熱海の旅だけで、複数人で行く旅行はなんどもしている。誰かがいる旅も好きなんだけど、ひとり旅も好きなんだなって。

ひとり旅は誰かと出会わなければ、ずっとひとりだから寂しくなる時もある。ひとりが好きな人には向いていると思うけど、ひとりが苦手な人には向いていない。僕は企業に属しているわけではないから、生活の大半をひとりで過ごしているから、ひとりでお店にも入れるし、観光地にも行くことができる。だから、ひとりでいることには全く抵抗のない人間。もちろん誰かと仕事をすることもあるから、ずっとひとりではない。つまりひとりぼっちではないということだ。

ひとり旅は誰かと素敵な景色を共有できるわけでもないし、楽しい体験を誰かと共有できるわけでもない。ひとりに慣れている自分でも、「未開の土地でひとりになるのはきついな」って思ってしまった。でも、ひとり旅はひとりだからこそ味わえる出来事が、たくさんあるというのも事実だから今後も続けたいって思う。

現地で約束をして出会う友人もいれば、全く知らない人と出会うこともある。飲み屋で知り合ったおじさんと仲良くなることもあるし、現地の友人が自分の友人を連れてきて、仲良くなったりもするからどこに行っても誰かと交流する機会がある。そして、旅先で出会った人と友達になって、SNSで近況を聞いたり、報告できたりもできるのから本当に楽しい。

ひとり旅じゃなくても、色々な人に出会えるって?確かに誰かと一緒に旅に出ても、たくさんの人と出会えるかもしれない。でもひとり旅の最大の魅力は、すべての権限が自分にあること。留まりたい場所なら留まればいいし、嫌ならすぐさまどこかへ移動してしまえばいい。ところが複数人だと、同意を得なければならないのが億劫すぎる。自分の権限をフルに行かせるのがひとり旅の魅力的のところだなって思うのだ。

今回もひとり旅でもたくさんの人と出会えた。僕だけの思い出のはずが、たくさんの登場人物が現れることによって、ひとりだけの思い出ではなくなる。そして、ひとり旅だと思っていたものが、急に2人、3人の旅に変わっていく。それがひとり旅の醍醐味で、とにかくたくさんの人と自由に出会える。足を運ぶ場所によって、思いや情景を共有する相手が変わっていく。

またひとり旅に出たいと思ったから、11月に福岡に足を運ぶ予定。今度は短めの滞在を予定している。そして、もう少しすれば海外にも行けるようになるから、海外も選択肢の中のひとつとして候補に入れたい。

ひとり旅は自分の自由を謳歌できる楽しいもの。どこに行ってもいいし、誰と出会ってもいい。旅先の宿で篭ってもいいし、街の人たちと触れ合ってもいいのだ。すべてが自分次第で、自分の舵を自分で取る権利を持つ。だから、自分なりの楽しみ方ができるし、時には休むことだってできるから、最高だなって。次回もまた、ひとり旅に出ようと思えるそんな旅がしたい。

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