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女の子は泣かないんじゃなくて、男の子が女の子の涙に気づかないだけだよ

街にありふれた景色も、君の手にかかれば、綺麗に彩られるからこれからもたくさんの景色を共有していようよ。好きとか嫌いとか、そういう類のやつはよくわからないけど、同じ景色を見るぐらいなら許されるでしょう?それすらも許されない関係には未来はないよ。

いつだって作り上げたい未来は、君がいる未来で、それが叶うならもうほかにはなにもいらないよって。それぐらいの思いで、君と向き合ってんのぐらい気づけよ。この鈍感野郎。

あとほんのちょっと君の話を、聞いていたかったんだよ。君の好きな人の話なんてさらさら興味がないけど、一緒にいれるなら恋人の愚痴でもなんでも聞くからさ。ふとした時に、恋人じゃなくて私を思い出せばいいよ。私にはそれぐらいの役目ぐらいしか許されてないしさ。

一緒にいる時ぐらいは、せめて甘えさせてほしいの。それ以上の我儘は言わないからさ。なんて嘘だよ。終電までなんて言わないでさ、2人で朝を迎えて、それから先もずっと一緒にいようよ。でも、君はあの子の元へと帰るんだね。帰り際に1人で、涙を流していた事実に君はきっと気づかないし、気づけないよ。女の子は泣かないんじゃなくて、男の子が女の子の涙に気づけないだけだよ。本当は。

私は君の気持ちを知っているのに、君は私の気持ちを知らないまま。君が恋人を思う以上に私は君を思っているのに、それに気づけない君はきっと世界で1番の愚か者だよ

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