見出し画像

努力はいとも簡単に自分を裏切るよ

「努力が必ず報われる」と信じて、努力を続けられる人間はどれほどいるのだろうか。質よりも量を求める人間が多数の中、いわゆる天才と呼ばれる人たちは、量をこなさずに質をすぐに向上させてしまう。自分と才能のある人の差は一体なんなんだろうか。

ちなみに努力は簡単には報われない。報われない努力に何らかの意味を見出そうとしてしまうけど、失敗はただの失敗なのである。そして、まずは失敗した事実を認めることが次の一歩へのスタートだ。

自分の努力が報われなかったのには必ず原因がある。その原因を突き止めずに、闇雲に努力を重ねても報われるには直結しない。

漫画やドラマにあるような成長物語は、簡単には実現しないのが世の常で、努力は簡単に裏切るし、量は質には転換しないのが世の常なのである。

じゃあどうすんだよって話をしておくと、闇雲に努力をするのではなく、意味を持たせて努力をしようってこと。

サッカーを上達したい時に、シュート練習を闇雲に続けてもなんの意味もない。ボールに正しい衝撃が伝わるシュートフォームを身につけるだとか、ボールの当てるポイントを意識しながらシュート練習を重ねなければ、成長にははつながらないのである。

大半の人間が、闇雲にシュート練習を積み重ねる。自身も同じで、意味を持たせる必要があることを知ったのは最近の話だ。

闇雲に重ねた量は、質に転換しない。無駄をいくら積み重ねても、大きな数字にはならない。いつか大きな数字になるかもしれないけど、そのいつかは自分の死んだ後にしかやってこない可能性だって十分にある。

そう、意図を持って重ねた量のみが質に転換するのだ。だからこそ、すべての行動に意図を持たせること。そして、意図を持たせた行動を検証し、改善につなげる。

僕自身も20代前半は闇雲に、ただ行動を積み重ねるだけの人間だった。行動に意図がないから、質問をされても、意図について答えることができない。結果を出している人に呆れられることもあった。

結果が出ない結果を、招き入れたのはすべて自分自身の責任。そんな簡単なことに気づけずに、誰かのせいにすることで自尊心を保っていた。

このままでは終われないと成功している人の要素を研究しまくった。本やインタビュー記事など、ありとあらゆる情報を読み尽くし、真似をすることもあった。そして、直接話を聞きに行くこともあった。

結果を出している人に共通していたことは、原因と結果をきちんと究明していること。自分にはない視点だった。いや、研究は理科の実験でやっていたから、抜けてしまっていた視点だった。

そこから自分の行動に意味を持たせるようになり、少しずつだけど結果を残せるようになった。でもまだまだ自分の結果には満足していないから、今後も努力を積み重ねていく。

正しい努力は報われるし、正しくこなした量は質に転換できる。

失敗した原因はなんなのか。そして、成功した要因はなんなのか。いつまでも初心を忘れずに、行動を続けていく。

ありがとうございます٩( 'ω' )و活動資金に充てさせて頂きます!あなたに良いことがありますように!