「物語上手は数学が得意!?」続編
こどもの居場所を創る建築家。
mission
「世界中から保育園・幼稚園を選べれる世界に」
0歳から5歳のこどもには体験・体感は教えることができない。をモットーに日々活動。又、教育者として、京都建築大学校の非常勤講師としても活動中。
本日は、先週の続きで、星校長先生からの学びをアウトプットします。
題材は、
「物語上手は数学が得意!?」
でした。
みなさんどうでしたか。
答えを考えていただけた人も、
今日初めて閲覧して頂いた人も、
こんな答えもあるんだと選択肢が増えたと思っていただけると幸いです。
それでは本題です。
3歳から4歳のこどもたちに絵本だけ(文字が書かれていない)を見せて、絵からたくさんの思考が働くという内容でした。
なぜ絵だけの内容が数学的な能力を養うのでしょうか。
それは
こども(0歳から5歳)の情報収集の仕方にヒントがあります。
こどもは目の前に見えているコト・モノから情報を集めてきます。
ということは、
どういう状況でしょうか。
わかりましたでしょうか。
そうです。
文字があってもなくても、絵から想像し物語を楽しむ。
という特徴があります。
なぜなら、文字という情報は、声がないと取り入れることはできないのです。
見るだけでは、その文字の意味を理解できない。
ということですよね。
そこで、数学とどのように繋がるのでしょうか。
答えは、
A:「100000」
B:「000100」
私たち大人でしたら、すぐわかりますよね。
想像の問題です。
「1」 という数字がどこにあるのか。
Aは10万という数字を表していますよね。
Bはどうでしょうか。
百ですよね。
こどもたちの頭の中は白いキャンパスです。
個人個人がどのように描くのか、それは個性という表現になります。
それは、数字でも表現できますよね。
1がどこにあるかで表現が変わる。
1以外の数字でもそうですよね。
1234と数字を並べていくだけで、表現がたくさんあります。
単純に並べているだけ。
もしくは、千二百・・という表現もできます。
「絵本の話の中の違った出来事を関連づける力」、
「ある登場人物の行動からもう一人の登場人物の行動に視点を移動する力」
どうでしたか。
なるほど。
と思われた方もそうでない方もいると思います。
小さい時期に私自身どのように数字を見ていたのか覚えていないですが
絵として見ている可能性はあるなと息子たちを見てなるほど。
と考えさせられました。
非常におもしろいお話でしたので、共有いたしました。
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