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疲労回復note ~疲労の3つの正体とそれぞれの対処法~

なんとなくだるい、朝起きても疲れが残っている。

このような悩みを持つ方は意外と多いのではないでしょうか。


そもそも、この「なんとなく疲れている」状態には3種類の疲れが隠れていることをご存じでしょうか?

種類が違うということは、対処法も違ってきます。

今回は3種類の疲れについて整理して、それぞれの対処法についても動画を交えてお伝えします!


実際にやってみると、自分では疲れていると感じていなかった方でもすごく呼吸が楽になったり、翌日の寝起きが良くなったりします。


今回ご紹介するワークを行うことで、「実は疲れていた」ことを知るきっかけにもなります。


あなたの疲れの正体を見つけて適切に対処することができれば、
なんとなく疲れている毎日とはおさらばです!


とりあえず疲労を取りたいという方は、細かい解説は飛ばして対処法の部分を中心に見て実践してもらえばOKです。


今回ご紹介するワークは赤山僚輔がサポートしておりますJリーガーやサポートチームでも実践しております。

疲労を感じさせないパフォーマンスで大会帯同した2019年のインターハイ優勝や2019年春の世界大会優勝を経験することもできました。

赤山のプロフィールはこちらより



それではどうぞ!



疲労には3種類ある!?


疲労と聞くとほとんどの人が肉体疲労を思い浮かべるのではないでしょうか。

しかしの肉体疲労は実は3種類ある疲労のうち1つにすぎません。

その3つとは、
「肉体疲労」「内臓疲労」「脳疲労」です。

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3つの疲労をしっかり整理して理解しておくことで、トレーナーとしては選手の慢性疲労に対応できるようになりますし、自分自身のメンテナンスとしても使えます。

まず初めに3つの疲労について簡単に解説します。


肉体疲労

肉体疲労とは、一般的に想像する疲労のことであり基本的にはしっかりと睡眠をとることで回復します。

主な原因は筋肉の疲労や細胞へのエネルギーや酸素不足によるものです。

しっかり栄養をとって、よく眠ることで寝ている時間に回復していきます。


しかし、睡眠の質が低下してしまうと睡眠時間をしっかりとっているはずなのにスッキリしないということが起こってしまいます。

ここでのヒントは、「呼吸の深さ」です。


肉体疲労に対するポイントは呼吸の深さ

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肉体疲労に対しては、深い呼吸ができる身体の状態を作ってから寝ることがポイントになります。

そうすることで睡眠の質が向上し、7~8時間寝ているはずなのにスッキリしないといったことが減っていきます。


具体的には、胸郭の動きを大きくすることが大切です。

胸郭をざっくりと分けてストレッチやマッサージをしていきます。


胸郭の後ろ側のストレッチ

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手を組んで前にぐ~っと伸ばして、肩甲骨の内側を伸ばしていきます。


気持ちよく伸ばしたところで背中に空気を入れるようにゆっくり深呼吸を3回ほど行いましょう。

左右にも手を伸ばす方向を変えることで伸ばす場所を変えられます。

色々な方向に伸ばしましょう。

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