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読書感想文 『三体』

三体 読了。

とにかくスケールが広い!

「大きい」のでななく、「広い」と表現したくなる小説。

これまでのSFのイメージって宇宙とか、宇宙人とか、そんな感じの漠然と広い遠い世界の規模がでかい話だった。

三体は宇宙や宇宙人という地球の外という規模がでかくて遠くて、未来っぽい話だけじゃなかった。

その所以は今、この地球上に存在してあるごく小さい物質すらもSFに取り込んでいるからだと思う。

地球があり、人類があり、宇宙があり、異星人がいて、さらにミクロスケール、マクロスケールの物理要素も含める。

こんなにスケールの広いの話は初めて。

さらに、物理要素という一般人には難しいような話に偏り過ぎないようにも思う。登場人物の過去や心理描写も細かく、一人ひとりの人生がどうなっていくかも今後の見どころだと期待。

ただ、これは3部作の1部目。
ただの接触篇。
これから先、
2部の発動篇
3部の完結へ向かっていく。

残り2部がこの1部をどう広げていき完結へ物語を紡ぐのか楽しみすぎる。

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