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ペペロンチーノのアレンジ献立レシピ、基本のイタリア名物パスタ

オイル系パスタのベースとなるペペロンチーノ。

皆さんが知りたいのはきっと「そのペペロンチーノをどうアレンジしてもっと美味しい料理にするか?」という事なのではないかと思います。

今回はイタリアの伝統的なレシピを簡潔にまとめたペペロンチーノのアレンジ・レシピ集になります。


もくじ

1 アンチョビソース【acciuga】
1.1 材料
1.2 作り方
2 ボッタルガ【Buttariga/Bottarga】
2.1 材料
2.2 作り方
3 ボンゴレ・ビアンコ【Vongole Bianco】
3.1 材料
3.2 作り方
4 黒トリュフ【Tartufo】
4.1 材料
4.2 作り方
5 ポルチーニ茸【Porcini】
5.1 材料
5.2 作り方
6 カルチョフィ(アーティチョーク)【Carciofi】
6.1 材料
6.2 作り方
7 菜の花【Cima di rapa】
7.1 材料
7.2 作り方


アンチョビソース【acciuga】

多くのパスタのレシピにおけるベースの味になっています。

アレンジにはタコや魚介、白身魚のほぐし身などが合います。

ハーブはパセリが爽やかで見た目にもよく合うと思います。

材料
・ビゴリ(全粒粉の押し出し式極太パスタ) 60g
・アンチョビ 4尾
・たまねぎ 1/4個
・オリーブオイル 大さじ1
・黒胡椒 少々


作り方
①1%の塩湯でビゴリを茹でる。
②フライパンにオリーブオイルを引きタマネギを炒め、ビゴリの茹で汁を半量ほど加えて煮詰めたらみじん切りにしたアンチョビ、ビゴリを加えて和える。
③火を止めて皿に盛り、黒胡椒を振って完成。


ボッタルガ【Buttariga/Bottarga】

イタリア南部の料理に多く使われますが、サルディーニャの名物になります。

ボッタルガそのものの味を楽しむにはアレンジの具材は控えめに。

レモンの皮やローストしたパン粉とペコリーノ・トスカーノを合わせた振りかけを混ぜても食感がプラスされて良いでしょう。

材料
・ニンニク 1片
・唐辛子 1本
・パセリ 少々
・オリーブオイル 大さじ1
・黒胡椒 少々
・ボッタルガ(カラスミ) 適量
・スパゲッティ 60g

作り方
①1%の塩湯でスパゲッティを茹でる。
②フライパンにニンニク、唐辛子、パセリ、ボッタルガ半分を入れてオリーブオイルで炒め、ニンニクが色付いてきたらスパゲッティの茹で汁をお玉半量ほど加える。
③アルデンテに茹で上がったスパゲッティを②に加えて和え、皿に盛って残りのボッタルガを振りかけて完成。


ボンゴレ・ビアンコ【Vongole Bianco】

言わずと知れたナポリの名物パスタです。

アレンジには薄切りにしたフェンネルがオススメです。

細ネギを飾ってもお洒落ですね。

材料
・スパゲッティ 60g
・ニンニク 1片
・唐辛子 1本
・剥き身のアサリ 20g
・殻付きアサリ 100g
・黒胡椒 少々
・ディル 少々


作り方
①1%の塩湯でスパゲッティを茹でる。
②フライパンにニンニク、唐辛子、黒胡椒、剥き身のアサリ、殻付きアサリ、オリーブオイルを入れて蓋をし、蒸し焼きにする。
③アサリの口が開いたら蓋を外し、スパゲッティの茹で汁をお玉半量ほど加えて軽く煮詰めてスパゲッティを加えてよく和える。
④③を皿に盛り、ディルを散らして完成。

黒トリュフ【Tartufo】

タルトゥファータにしてパスタに絡めると極上の味に。

豪勢にスライスした黒トリュフを上からたっぷりと掛けると、人によっては背徳感が味わえます(笑)

ケッパーなどをプラスしても洒落たアレンジになると思います。

材料
・スパゲッティ 60g
・タルトゥファータ スプーン2杯
・白トリュフオイル 少々


作り方
①1%の塩湯でスパゲッティを茹でる。
②フライパンにタルトゥファータを入れて熱し、アルデンテに茹ったスパゲッティを加える。
③②を皿に盛り、白トリュフオイルを回し掛けて完成。


ポルチーニ茸【Porcini】

香り高いポルチーニ茸は白ワインとバターでシンプルに使っても美味しいですね。

リコッタのような半固形のチーズを溶かしてアレンジに使っても良さげな予感。

材料
・フェットチーネ 60g
・ポルチーニ茸 20g
・バター 10g
・白ワイン 20ml
・黒胡椒 適量


作り方
①ポルチーニ茸を半日掛けて水で戻す。
②1%の塩湯でフェットチーネを茹でる。
③ポルチーニ茸と黒胡椒をバターで炒め、白ワインとフェットチーネの茹で汁をお玉半量ほど加えて煮詰める。
④③にフェットチーネを加えて和え、皿に盛って完成。


カルチョフィ(アーティチョーク)【Carciofi】

こちらも南部のレシピに多いですが、カルチョフィというのは朝鮮アザミのことです。

ほぼほぼ完成されているのでアレンジは味付けにアンチョビ、ブラックオリーブをプラスするくらいでしょうかね。

材料
・フジッリ 60g
・油漬けカルチョフィ 2個
・ケッパー 6粒
・レモンの皮 少々
・パンチェッタ 20g
・白ワイン 20ml
・オリーブオイル 大さじ1
・黒胡椒 少々
・パセリ 少々
・ペコリーノチーズ 適量


作り方
①1%の塩湯でフジッリを茹でる。
②パンチェッタ、黒胡椒、ケッパー、パセリをオリーブオイルで炒め、白ワインとフジッリの茹で汁お玉半量ほど加えて煮詰める。
③カルチョフィとレモンの皮、フジッリを加えて和え、皿に盛りペコリーノ・トスカーノを掛けて完成。


菜の花【Cima di rapa】

チーマ・ディ・ラーパはプーリア州の名物で、オレッキエッテと合わせる郷土料理が有名です。

アレンジは南イタリアらしく松の実と干し葡萄を加えると甘味も出て少し違った味わいが期待出来ます。

挽き肉と菜の花を合わせて削ったチーズと合わせた焼きパン粉を掛けたりしても美味しいです。

材料
・オレッキエッテ 60g
・菜の花 2茎
・オリーブオイル 大さじ1
・ニンニク 1片
・唐辛子 1本
・塩 少々
・黒胡椒 少々

作り方
①1%の塩湯でオレッキエッテを茹でる。
②ニンニク、唐辛子、菜の花をオリーブオイルで炒め、塩、胡椒を振り、オレッキエッテの茹で汁をお玉半量ほど加えて煮詰める。
③②にオレッキエッテを加えて和え、皿に盛って完成。

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