2児ワーママがパラレルキャリアに取り組む理由
こんにちは!京都でワーママをしているあやこです。
私は、2018年に次男を出産した後から、パラレルキャリアに取り組み始めました。
パラレルキャリアとは:本業を持ちながら、第二の活動をすること。 副業や自営業、ボランティア活動のような社会貢献など、収入を目的としないさまざまな場所での活動のこと。
何故パラレルキャリアを始めたのか?
私は元々、「子供を持ってもバリバリ両立して活躍したい」と思っていました。しかし現実は甘くありませんでした・・・。
・子供の病気に翻弄される(復帰後4ヶ月で40日登園できず)
・自分も風邪をもらってダウンする
・仕事も育児も満足にできない状態から自己肯定感が下がる
家事代行等を活用しながら、少し両立が落ち着いたところで二人目の妊娠。赤ちゃん返りをする2歳の長男のケアと仕事をしながらの妊婦生活は体力・精神的にも大変で、帰宅後や週末はほとんど横になって過ごしていました。
第二子の産後、「自分の人生、このままでいいのか」という気持ちがどんどん膨らんできました。そんな中、出会った本が、「ライフシフト」です。
ライフシフトの衝撃
最も衝撃を受けたのは、無形資産という概念でした。
無形資産とは:①仕事に役立つ知識やスキル、②健康・良好な家族・友人関係、③変化に応じて自分を変えていく力 など、目に見えない資産のこと。
「ワーママをしていると、無形資産(特に健康・家族や友人関係・自分を変える力)が枯渇しやすい」ということに気付きました。無形資産を増やすための時間がワーママには圧倒的に不足しているからです。
そこで私は、育休中に無形資産を増やそう!と様々な取り組みを始めました。その取り組みが、今のパラレルキャリアに繋がっています。
私のパラレルキャリア変遷
STEP1. 自分を整える(2018/12~2019/10: 第二子育休中)
・家事の効率化・外注の活用を徹底的に進める(時間の捻出)
・一人になれる時間を持つ(自己理解・休息)
・読書(自己理解・刺激)
・コーチングを受ける(自己理解)
・毎日ヨガストレッチを15分行う(健康増進)
・育休者のコミュニティ(子連れMBA、MIRAIS)に参加(仲間作り・刺激)
・パラレルキャリアコミュニティ(TIMサロン)に参加(仲間作り・刺激)
二人目の育休中に、自分は何をしている瞬間が好きなのか、どんな価値を提供したいのかに向き合いました。私は元々薬学部出身で、今もヘルスケアに関わる仕事をしていることもあり、
「健康に関して困っている人の状態を改善・予防する」ことに価値を感じる、と気付きました。
特に、産後女性やワーキングマザーは頑張りすぎて体調を崩したり、自己肯定感が下がりやすいと感じていたので、「自分の健康を大切にする女性を増やしたい」と思うようになりました。
STEP2. 周りへの働きかけ(2019/10~現在:復職後)
・両立のお役立ち情報をnoteで発信(私自身の失敗談や工夫を発信する)
・ワーキングマザーがつながれるコミュニティ作り(仲間作りをしやすいシステムを作る)
・昼休みヨガストレッチ講座(妊娠中・産後・復職後も継続できる、日常生活で続けやすいヨガを伝える)
「自分の健康を大切にする女性」を増やすために、私ができることは何だろう、と考えて動き出しました。
本業では、有償での副業が禁止されているため、全て無償で活動しています。無償だからこそ、自分が負担にならないペースで、心から必要と感じていることに取り組んでいます。
パラレルキャリアに取り組んで良かったこと
・誰かの役に立っていると感じられる(自分が叶えたい世界にほんの少しだけ貢献できている)
・自分の好きなことを、マイペースで続けられる(自分の心に正直に生きる時間を持つ)
・職場以外の人とのつながりができる(仲間ができる)
本業と育児以外に、自分らしさを発揮できる第3の場所がある、というのは支えになります。育児が落ち着いてきたらパラレルキャリアの活動をペースアップしたいな!という夢も出てきました。
ささやかな夢ですが、いつか、子連れでふらっと参加できる外ヨガイベントをやってみたいな~と思っています!(予約とかキャンセルとか育児中は面倒なので、今日は行ける!というタイミングで参加できるイベントを作れたらいいな)