なぜ4Pの最初が「Product」なのか。
さあ、農業県「宮崎」。どう戦う。
私は、宮崎大学地域資源創成学部という学部で、農林水産業などの産業目線、自治体などの行政目線、企業などの経営の目線から地域課題を考えていくという学習を約4年間続けてきた。
宮崎ということで多くテーマとなるのが「農業」の課題であった。
僕は「就農」に興味を持ったことは全くない。正直に理由を述べると天候に左右されたり、肉体的にもきついし、何より儲かるイメージがないからだ。
今回取り上げる記事は面白い。
「就農することにビジネスチャンスがある」と思い、就農を始めた伏田さんの記事である。
昨今、大規模な災害や、新型コロナウイルスなど、本当に嫌気がさす事ばっかり起きる。就農されている方は、栽培が大変になったり、新型コロナウイルスによって販路が閉ざされたり大変になっているのではないだろうか。
しかし、伏田さんは、前年度より売り上げを伸ばした。
大きなポイントは1つ「商品力」!!
詳しくは記事を見て欲しいが、先の天候不順を見越し栽培時期を調整、徹底した有機栽培、効率化を高め価格を下げるなど、圧倒的な差別化を図る。また、様々な事態に備え販路先も多様に確保している。
この記事をそのまま抜粋すると「販売で苦労したことはない」という。
あくまでこの記事の抜粋のため、このような言い方を伏田さんがしたかはわからないが、苦労しないことは納得できる。
僕はマーケティングを大学で専攻しているのだが「4P」というフレームワークがある。
4Pとは、『Product(製品・商品)、Price(価格)、Promotion(プロモー ション)、Place(流通)』の4つを指す。 この4つのPを組み合わせながら、企業に最適なマーケティング手法を考えるのが、マーケティングの基本(マーケティングミックス)である。
なぜ4Pの最初が「 Product 」なのか。
僕は伏田さんに改めて教えてもらった。
それにしても台風が怖い。台風10号。
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