高校2年生前半

こんにちは

Ryoです

高校1年生に書いた続編にあたります。
Ryoの高校時代の話です。

今回は高校2年生になって新1年生が入部した後の話です。
僕がGKに専念することを決めた10月の区民大会までの話です。


後光が見えて入部してきた新1年生達

経験者が2名、バスケ経験者が2名、野球経験者が3名とかなり有力な後輩が入ってきました。


2年生4名はGK、LB、RB、PVに別れていましたが、経験者の子はPVとRWLWでした。

GKの僕とLB、RBを2年生、CBにバスケ経験者、PVとRWに経験者、LWを1年生でしばらく試合を回していました。


そして、1年生の子でなんとGK希望の子がいたんです!!
しかも中学では吹奏楽部!!
(もちろん中学時代の部活が何であろうと関係ありませんが)
体も細い彼(仮称守君とします)でしたが、
熱意がすごくて、
僕も早くフィールドに戻りたかったので守君に僕のほぼ全ての経験を教えこみました。


そして迎えた2年生の夏の大会

また1回戦敗退でしたが、
それまでの大会とは違い、
ハンドボールをして負けました。
これは僕達にとって大きな進歩でした。


3年生の女子の先輩も引退し、
僕は新たに主将から部長になりました。
(うちの高校のハンドボール部の三役は部長、男子主将、女子主将でした。)


顧問と話し合い、
「約束の夏の大会が終わったのでフィールドプレイヤーに戻してくれ」
と言うと、顧問は
「どっちの練習もしろ」
と言うのです。

守君は僕のことを尊敬してくれていて、
顧問が「僕に出ろ」と言えば、
直ぐに僕に代わったりしてくれていましたが、
「フィールドに戻るため」にやっている僕と、
「GKをやりたい」という守君の気持ちを考えると、
正直守君への申し訳なさでいっぱいでしたが、
ハンドボールが好きだったので続けました。


そして10月

毎年10月に僕の高校のある区での区民大会(全試合15分ハーフ)が体育館で行われるのですが、
この大会にうちの高校からは2チーム出すことになりました。


うちの男子は13名だったので1人足りません。
不足分は僕がフィールドとGKで2チームの選手として出ることで賄うことになりました。

しかし油断していました。

顧問は

Aチーム:2年生主体+GK僕

Bチーム:1年生主体+CB僕+GK守君

というメンバーにしたのです。

CBとしての僕は体力もなく
2年生主体でもCBを務める1年生のバスケ経験者の子に叶うとは思っていませんでしたが、
まさか自分を正GKとして使うとは思っていませんでした。


しかし、GKとして出場した試合で
前半を1失点、
試合を通して8失点
と活躍してしまったのです。

何故かその日に限って調子が良く、
フリーも3連続でセーブしたりと
その日GKとして出場した2試合を通して
何故か大活躍…

対してCBでは2試合で、
コーナースローのカットからのワンマン速攻と
セットOFでのブラインドシュートの2試合で2点しか取れずに終わりました。


この大会の週明けの月曜日、
部活の時間に顧問に
「これからはGKに専念します」と話しました。

顧問は
「分かってくれてよかった」
と言っていましたね。


守君も
「自分よりも先輩の方が上手いですから!!」
などと言ってくれて、
「色々と振り回した守君の為にも頑張ろう」
と心に決めた大会になりました。

この後もGKに専念はしましたが、
練習試合や、男子対女子の練習などでは、
ほぼ全てのポジションで参加しました。
それはシューターでの経験をGKに活かすためです。

今度の高校生シリーズは
GK専念~3年夏大会の引退
です。


以上です。

閲覧ありがとうございました。

Ryo

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