成功するリーダーと失敗するリーダーの違い
これは私の体験談です…
今は笑い話として許してもらえるでしょう(笑)。
33歳の時、突然、事業の立て直しのため社長をやれ!と命令された(当時は嬉しくなかった)。
これまで営業現場でしかチームを率いていなかったので、社長の役割どころか、資金繰りなど経営のことを全く分からず状態。
それでも、必死になって考えた、そしていいと思ったものは積極的に取り入れた。
その時の学びは、学んだ通りに行かないもの。
それは、、、
あっちで、あのやり方がいいぞ!とあればそれを取り入れ、
こっちで、これが良い結果をつくっているぞ!とあらば、その話を聴きに行きすぐに取り入れ、
また、リーダーは鬼でなければならないと言われれば鬼になり、
反対に、仏のような心を持たなければならないなれば、翌日には仏に…(笑)
現場は大変だっただろう。
何やってんの???
社長は一体何をたいのか? と思われていたに違いない。
現実は、良いと言われる手法を取り入れてもほとんど上手くいかなかった。
それは、「仏造って魂入れず」だから。
失敗するリーダーは、表面的なことだけに目が行き、最も肝心な点が抜け落ちていることに気づかずに、
「これがいいからやれ!」指示・命令を出しす。
一時的に効果があがっても、長続きはしない。
なので、また新しい施策を取り入れる。
積極的だ!と言えばそうなのだが、
周りはリーダーとは逆に冷ややかなになっていく。
だからと言って、新しい事を取り入れるべきではない、ではない。
成功したリーダーは、その組織、事業の最も大切な価値観や信念を具現化しようとする人。
もちろん、すべての人(リーダー)が成功するとは言えない(成功の定義によりので)。
しかし、少なくとも事業の継続をしているリーダーは、信念・価値観を大事にその実現に向けた行動を取ってる。
そこに共感し続けるから人もついていくのではないだろうか。
組織を率いるというのは大変なこと。
それだけでも立派なリーダー。
だからこそ成功してもらいたいと思う。
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