コロナ禍で大学生の息子が奪われたもの、そしてそこから得るもの
我が家には、大学3年の息子がいます。
今年2月にカナダへ留学しましたが、すぐに戻ってきてしまいました。
状況が状況だけにしかたがないことです。
本人は最後まで粘って留まることを考えていましたが、大学からのアドバイスもあり帰国した次第です。
その後、主な活動拠点は自宅です(笑)。
母校での授業はオンラインで行われており、この状況ですと、後期の授業もオンラインになってもおかしくないですね。
親としては、しっかりと勉強してくれれば、オンラインでも構いませんが、成人となった大学3年生の息子のことを思うと少し可哀想だなと思います。
それは、大学生として、学校のキャンパスで、サークルで、アルバイトでと、様々な場所・場面で、色々な人たちと接する機会が少なくなっているからです。
少ないというよりは、ほぼないと言っても過言ではないと思います。
勉強も遊びも自分ひとりで出来ますが、先生から、先輩から、友達から学ぶこと、得るものは、沢山あります。
こうした社会に出るまでの貴重な体験を、時間を、今回、奪われてしまった…(息子に限らず多くの人がそうなっています)
息子がそう思っているかわかりませんが、親の私からみて、残念、ちょっと可哀想そうだな、と思わざるを得ません。
コロナに文句を言っても仕方がないことでもあり、これで人生が決まるわけでありませんので、前向きにとらえて欲しいな。
そして、今回の出来事を、自分を変えるきっかけとしてもらいたいです。
できれば、人との出会いをより大切にしてもらえればと思います。
人との出会いで人は変わりますから。
私の実体験から人との出会いについて伝えるとしたら、
喜びも悲しみも分かち合える存在、そんな人と巡り合えたら…
なんと幸せなことか、
ビジネスにおいては、
志を同じにして、目標に向かって共に歩む、
そんな人と一緒に働くことができたら…
どれだけワクワク・エキサイティングな毎日になるか。
人との出会いによって、喜びと感謝が生まれ、
そして、感性、知性、品格をも磨く機会となる、
そんなことに気づき、体験してもらえばと。
息子には、チャンスは自ら創り出すものだよ、
とどこかで伝えたいと思います。
「note」に記録しておきます。
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