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今治里山スタジアム訪問のススメ
今月から今治に移住し、暮らしを始めている。
今治はとても素敵な街である。住み始めて1ヶ月、今のところとても満足している。
本来であればここから今治の魅力を滔々と語るべきなのだろうが、色々すっ飛ばして、個人的にぜひ最初に推しておきたい場所がある。
それが今治里山スタジアムである。
2023年1月、つまり先月に出来上がったばかりの、できたてほやほや新スタジアムである。
J3で奮闘中のサッカークラブ「FC今治」のホームスタジアムとして運営されている。
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このスタジアムがあまりに素敵で、虜になってしまった。
移住してからすでに3回、スタジアムに足を運んでいる。ちなみにJ3はまだ開幕していない。
というわけで、その魅力を少しでも世間に伝えるべく筆をとる。
以下、個人的な「今治里山スタジアムの推しポイント」である。
推しポイント1:圧倒的な開放感
まず何より挙げておきたいのが圧倒的な開放感。
構造的にひらけている、ということもあるのだが、なんとこのスタジアムは試合日やイベント日以外も、いつでもスタンドに出入りすることができる。
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これは誇張でもなんでもなく、文字通り、客席があるエリアにふらっと入れる。
訪れる度、芝生を眺めて癒される日々である。
景色としての美しさを味わうだけでなく、天然芝のグラウンドというのは土のグラウンドしか経験してこなかった者としては憧れであり、眺めているだけで気持ちがふつふつと高揚したりもする。
その眺めがほぼいつでも無料で、間近で拝められるというのは、サッカーをやっていたものとしてこの上ない贅沢だなと思ったりする。
そして今治の雄大でおおらかな景色がスタジアムを囲んでいる。
それが輪をかけて開放感/解放感を駆り立てててくるのでたまらない。
推しポイント2:市民・来場者との距離感
そんなわけで大変に気持ちのいい空間なのだが、その魅力は物理的な話だけにとどまらない。
このスタジアムは極めて市民・来場者との距離が近い。
いつ訪れても、スタジアムをぐるりと周ってぶらぶらしている人、犬の散歩をしている人などがいる。
市民が集まる場所になっているのである。そしてこの開放感。
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ともするとスタジアムが荒れる、セキュリティのリスクなども当然にある中で、日常的に訪れている市民との信頼関係を強く感じられる。
その意味でも、とても気持ちがいい。
ちなみに今治里山スタジアムはサッカー専用スタジアムであり、客席とピッチの距離が8mしかない。
数字だとわかりにくいかもしれないが、体感としては、地元の小学校で子供たちのサッカーの試合を親が周りでみてるのと変わらないような近さである。
そのうえで、ピッチへの侵入防止の柵などは設けられていない。
その思い切りに感動するし、なんならいつか悪い人が現れやしないかとこちらが少し不安にもなる。
(当たり前だけど絶対に、絶対にピッチに入ってはいけない)
そんな大胆さや、訪れた人との交流・一体感を生み出そうとする姿勢は地元民としてとても誇らしくも思う。
バックスタンドの裏には畑や木造りのイスとテーブルが拵えてあり、手作り感がまた温かみを感じられてとても良い。
これから進化していくことへの楽しみも強く感じられる。
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推しポイント3:絶景
市内でも標高が比較的高い場所に位置しており、スタジアムから見れる景色は言わずもがな絶景である。
バックスタンド裏から海がある方向を眺めると、今治市街が一望できる。
遠くには海と島、そしてどこまでも続く空。
シンプルに、これはぜひ実際に見てほしい。
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ただ自分も未体験なのが、おそらくメインスタンドの高い席から見える景色が最もひらけて、きれいに見えるのだと思われる。
これはいつか試合観戦の場で体験したい。
今、この瞬間のスタジアムを体感してほしい
というわけで個人的な趣味嗜好を多分に交えながら、押しポイントをつらつらと述べてきた。
最後に一つ伝えたいのは、おそらくこの魅力は今しか感じられないということ。
この開放感やまだ拙さの残る手作り感は、きっとこれから変化・洗練されていくはずである。
(特にやはりセキュリティ強化や設備の拡充などは必然だと思われる)
上位カテゴリに向けて観客席が拡張できる仕様となっているようなので、そもそもスタジアムの景観が変わっていくのはむしろ計画に織り込まれている。
まだできたばかりのスタジアムというだけでも貴重だが、進化していくスタジアムの最初期を見られる・体感できるというのは、それ自体が今この瞬間しかない大きな魅力だと個人的には思う。
なので少しでも興味がある人は、ぜひ今、このタイミングで一度来てみてほしい。
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3/5は開幕戦!みんなおいでよ今治!
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※ここまで書いておきながら、内部までしっかり取材された記事を見つけた。
こちらを見ていただくほうがスタジアムの良さを体感できる気がする。
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