知っておきたい「認知的バイアス講座」 【フレーミング効果】*007*

デザインやマーケティングに役立つ認知的バイアスを紹介していきます。

フレーミング効果

質問や問題の提示の仕方によって、意思決定が変わってしまうこと。選択肢が複数ある時、人は絶対的な評価ではなく相対的な評価を元に判断をする。

モノゴトの「どこを切り取るか」(どう表現するか)によって人の判断や印象は操作されてしまう。

例えば、栄養ドリンクの成分表示が

A:タウリン2g配合
B:タウリン2000mg配合

では、なんとなくBを選びたくなる。

またネガティブ面とポジティブ面のどちらを強調するかによって、人の行動は変わる。

A:30日前にホテルを予約すれば、5,000円分の割引を受けることができる
B:30日前にホテルを予約できなければ、5,000円分多く払うことになる

ネガティブな情報(5,000円分多く払う→人は得をするより損をすること奉の方が嫌い)は印象に残りやすい性質があるため、これもBを選びたくなってしまう。

参考:UX TIME

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