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今回の変革は「置換」ではなく「共存」なのかもしれない。

昨日、そこそこ長編の『10年後に生き残れる地域の共通点とは? — コロナ時代に種を蒔くべきこと』という記事をアップしました。

この記事を書き終えてから、ふと頭に浮かんだことがあります。

それが、今日の記事のタイトル『今回の変革は「置換」ではなく「共存」なのかもしれない』です。

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昨日の記事で【約80年周期説】という話を載せました。

日本史を紐解いたとき、大規模な制度改革の前(もしくは少し後)には、必ず「自然災害・経済不況・大転換点」が起きており、それはほぼ80年周期で発生している、という説です。

ザッとまとめるとこんな感じ。

[1620年期]
1591年:【制度改革】士農工商の身分体系確立(身分統制令)
1603年:【大転換点】江戸幕府 樹立
1611年:【自然災害】慶長三陸地震(M8.1程度)
1615年:【制度改革】武家諸法度 制定
1635年:【制度改革】寛永令の発令(参勤交代 義務化)

[1700年期]
1707年:【自然災害】宝永地震(M8クラス)
1707年:【自然災害】富士山大噴火
1716年:【制度改革】享保の改革

[1780年期]
1771年:【自然災害】明和の大津波
1783年:【経済不況】天明の大飢饉
1787年:【制度改革】寛政の改革
1793年:【自然災害】寛政地震(M8クラス)

[1860年期]
1833年:【経済不況】天保の大飢饉
1853年:【大転換点】黒船来航
1855年:【自然災害】安政の大地震(M7クラス)
1867年:【制度改革】大政奉還&王政復古
1869年:【制度改革】五箇条の御誓文 公布
1871年:【制度改革】廃藩置県
1889年:【制度改革】大日本帝国憲法 公布

[1940年期]
1923年:【自然災害】関東大震災(M7.9)
1929年:【経済不況】世界恐慌(昭和恐慌)
1939年:【大転換点】第二次世界大戦 開戦
1946年:【制度改革】日本国憲法公布(戦後改革)

[2020年期]
1991年:【経済不況】バブル経済の崩壊
2011年:【自然災害】東日本大震災(M9.0)
2020年:【大転換点】コロナショック
2026年:【制度改革】???

わかりやすく大変革のスタート年だけを抜き出すと、

1635年:寛永令の発令(江戸幕府の基本法)
(81年後)
1716年:享保の改革(農業商業の立て直し)
(71年後)
1787年:寛政の改革(商業軽視と備荒貯蓄)
(80年後)
1867年:大政奉還(中央集権化と自由民権)
(79年後)
1946年:戦後改革(社会主義的資本主義化)
(80年後)
2026年:????(新しい時代への変革へ)

と、ほぼ80年刻みで発生していることがわかります。


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で、この年表を眺めていて考えるのは、「2026年頃に起こる大変革はどんなものになるのか」という部分だと思います。当然ぼく自身も考えました。

僕なりの仮説は、

生活のために働く必要性が減る
教育システムの自由度が高まる
直接民主主義的な統治に変わる

というあたり。これを噛み砕いてわかりやすくまとめると、

終身雇用制度 → ベーシックインカム
義務教育制度 → オンライン教育制度
地方自治制度 → オンラインサロン化

というように、既存制度が新しい形に置き換わっていくのだろうなと。そう勝手に考えていました。

が、それが間違っているのかもしれません


過去の大変革は、「戦国時代→江戸幕府」「江戸幕府→明治政府」「大日本帝国憲法→日本国憲法」のように、古い制度や仕組みを完全に置き換える形で新しいスタイルに移行されてきています。

しかし、この2020年代の大変革では、旧体制と新体制が共存する形すらも十分にあり得る。なぜなら世界が「オンライン」と「オフライン」の二軸存在しているから。


旧体制に身を置いたまま人生を全うすることもできるけど、新体制に完全移行する人生もある。そして、旧体制と新体制を行き来して生き続けるカードも選べる。

僕らがこれから迎える未来は、そういう世界線なのかもしれません。


信じるか信じないかは、あなた次第です。


- - - ✂︎ - - -


というわけで、今日の記事は以上になります。
インターン時代の同期たちと自由気ままなビデオ雑談をして楽しかった土曜日でした。

では、またあした〜!

▶︎ 合わせて読んでほしい記事 ◀︎
≫ 10年後に生き残れる地域の共通点とは?
≫ コロナ時代の「出会い」はどうデザインされていくのか。
≫ テレワークの増えた今だからこそ読んでおきたい書籍を「5冊」だけ選んでみた。


P.S.
こんな記事を書いた日のフォロワー数が「666人」だったのは、何かの暗示なのでしょうか・・・。

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