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ぬるま湯がいちばんヤバい。

ちょうど2ヶ月前ぐらいに『人は変われる。でも、なかなか変わらない。』って記事を書いた。そして、今はこう思う。


人は変われる。でも、なかなか変わらない。
だけど、変わろうとしなければ変われない。


ある知人と話してて、そう思った。「結局は本人に変わろうとする意志がなければ、他人がいかに想いを持って接しても変わることはない」

本人に「変わらなければ」と思わせるためのテクニックがあることももちろん知っている。だけどその大半は、上の者が下の者に対して使える技であって、下から上へ、もしくは対等な立場で、相手に変化を促すことは難しい。

ブラック企業で働く若手が「この組織は変わらなければいけない!」といくら叫んだところで、その声は虚しく消えていくのと同じ。結局のところ、その若手にできることはその環境からなるべく早く逃げ出すことだけで、距離を取り、遠くで沈んでいく船を見守ることしかできない。


なぜ変わろうとしないのだろう。

その答えはきっと「変わる必然性を感じていないから」。変わらなければならない事実が見えていないだけならそちらに振り向かせればいいが、気づいていても変える利より変えない利のほうが大きくて変わろうとしないこともある。後者の場合はお手上げだ。

そして、たとえ前者だったとしても、そのためには膨大なパワーやコストが必要になる。はたして、そこまでする利がこちらにあるのだろうか。


ただでさえ、人はなかなか変わらない。
その上、ぬるま湯に浸かって変わろうとしない人を変えようとするなんて、おこがましいにもほどがある。暖簾に腕押し、ヌカに釘だ。


自分は変わらなければならない現実を直視できているだろうか。
ぬるま湯に浸かった「今」に満足してしまっていないだろうか。

茹でガエルになっても、誰も助けてはくれないぞ。


強い意志を持って、厳しく生こう。

自戒を込めて、この記事を遺す。


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というわけで、今日の記事は以上です。

では、またあした〜!

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