見出し画像

2021 4/29  時に想像し得ない人物が偉業を成し遂げる

読書、臨床心理、ニュース、映画鑑賞、調べ事、ストレッチ


★今日は何と言っても久しぶりに映画を観たことが印象的。映画館じゃなくて家でだけど。ネットフリックスとかアマゾンプライムは登録していなので、無料で見れる公式サイトを利用して視聴。つまり、自分が見たいと思う作品を自由に観るんじゃなくて、たまたまその時に観れる作品を観ている。で、今回は「イミテーション・ゲーム」というものがあったので楽しむことに。

実話という事が何よりの驚き。大学のアメリカ文化史の講義にて第二次世界大戦の裏側とかを学んでいる最中だったので、より本作の内容が染みわたって理解できた!そもそも仕組まれていたWW2の中で、1人の天才数学者要する天才集団がどのようにしてイギリス含む連合軍を勝利に導いたのか。あまり目立つようなものではなく、多くの人からすると地味に感じるけれど、とても大切なカギを握ることが成し遂げられていたの事実はあっけにとられた。

簡単に言うとめっちゃ難しいパズルと解くことができたんだけど、それを成し遂げれた天才たちが天才らしからぬ、いわゆる凡人と同じような暮らしぶりをする描写もいくつかあって、考えさせられた。いや、主人公のアラン・チューリングにのみフォーカスを当てると彼は天才ではなく鬼才なんだけど。ただ、いくら凡人と同じような暮らしぶりの描写があってもやはりどこかで、隔たりを感じざるを得ない・普通とは違うという雰囲気も感じ取れた

類まれなる才能を持っていたとして、それが良い方向に働いてくれるのか悪い方向に働いてくれるのかによって当人の人生は才能を持っていないよりも大きな振幅が存在してる。平均的な生き方をしようと自分を押し殺すと窮屈に生きなければいけないし、才能を使って平均を逸脱して生きようとすると周りからの態度に苦しむことになるかもしれない

才能がある人の気持ちは才能がある人にしかわかり得ないのかもしれないし、逆もしかり。この両者の溝を完璧に埋めれる方法は無いのかもしれない。するとどうなるか、どちらかがどちらかを手の届かない存在として崇めるか、格下として冷酷な態度を示すか?の二者択一になる。だって、自分とは異なる性質を持った相手と溝を埋めて仲良く接しようとする行為なんて正直に言うとめんどくさいもん。より楽をしたい!と思ってしまうのが人間という生き物でしょ。できるだけ自分のテリトリーに嫌な因子を入れないように。

そして、長い年月をかけて生き延びた方が次世代の当たり前を構築するようになるのだろうか?ダーウィンの自然淘汰みたいな感じで。

そんな状況が起こり得るからこそ、幼少期に自分とは違う人たちと触れ合ってお互いの自己というものをぶつけ合って妥協点を探り合うような共同作業が必要とされるのでは?と本気で思う。同じような仲間とばっかつるんで、そこだけで仲間意識を高めて内集団びいきを強化して・・という過ごし方をしていると、大人になっていざ自分とは異質な存在を出くわした時すぐに逃避もしくは攻撃・殻にこもる的な行動を取ろうとするのでは?相互理解ではなく。


映画の内容に戻るとする

映画内で一番印象に残ったのは、
『チームで暗号解読のための解決法を見つけることに成功して、それを基にすぐに行動に移そうとした。しかし、「すぐに行動に移すと相手にこちらが暗号を解読する手がかりをつかんだのか?」と勘づかれてしまい、せっかく長い期間をかけて解いたものが水の泡となってしまう。そこで、相手をわざと泳がせつつ、水面下で少しづつ暗号解読を基に相手の体力を奪っていこう!!という流れになった。』

つまり、目先の利益・高揚に囚われてしまって全体を見ると大きな損失に繋がりかねないような方向に進んではいけないということが言われてる。口で言うのは簡単だけれど、映画のシーンを見るとこのことを冷静に判断して実行するのがいかに難しいかわかる。そこに情を持ち込まず落ち着いて気づけたアランはやはり凄い人だなぁ。


★映画を観る時に歴史の知識を学んでおくと面白いので、高校の時に歴史を学んでなかった遅れをこれから取り返そうと思う


★一日が過ぎるの早すぎる。もうちょっと一日一日の濃度を高めていきたい。。最近は音楽をゆったりと聴くような余裕を持ててないので、今日以降は意識的に音楽を聴いていこ♪♪♪ スローテンポなやつを!

Thank you for reading!! 良い一日をお過ごしください😊 (サポートして頂いたお金は、勉強代として利用させていただきます.)