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1年ちょいのIVRy成長の軌跡(2020/11~2021/3)

こんにちは。IVRy(アイブリー)代表の奥西です。

本日、IVRyの累積100万着電記念と題しまして、インフォグラフィックスLPを公開しました。

今回は、その記念にサービス立ち上げから現在に至るまでの軌跡を振り返りたいと思います。

0. 新規事業の立ち上げとか

サービスの立ち上げ話をする前に、ざっくりと新規事業立ち上げで僕がイメージしている全体感を記載します。

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新規事業立ち上げの流れ(奥西のイメージ)

IVRy自体は、2020年7月からβ版として開始し、かなりトントン拍子に事業が進んだなと思っています。
(実際は新規事業は上図で言う③、⑤、⑥あたりで苦しむことが多い印象)

そんな中で、IVRyとともに生きた1年ちょいを振り返ろうと思います。
プロダクトをどう伸ばしたのか?についての流れは以前に記載したので、今回は、その裏側の人間的なお話を振り返ろうかな?と思います。

1. IVRyを突然作り始める

上記記事でも記載しましたが、IVRyは突然の思いつきました。笑
当時、IVRy(旧Peoplytics)は受託開発をかなり行っていたので、受託開発の納期前の大変な状況でした。そんな中、無邪気な僕は

奥西「IVRy作れる?」
小瀬(エンジニア)「OK。頑張る」

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青山一丁目オフィスの風景

当時、小瀬は「スケジュール的にはぜんぜん無理やけど、奥西が言ってるからやらなあかんなー」と冷や汗をかきながら答えてくれていたみたいです。本当にごめんない。笑

写真は当時の青山の一室の写真。ある一軒家の離れの3Fの一室でほそぼそと開発をしていました。
当時は犯罪集団なのか?ってぐらいの怪しさ満開で仕事をしていましたが、本当に遊ばずに黙々と仕事をしていた覚えがあります。笑

2. プロダクトを叩き、磨く

2020年11月に正式版IVRyがリリースされた後に、この合宿を行いました。
当時(今もですが)は、副業メンバーが多く、なかなか一緒に集まって議論する時間がなかったのですが、数名のメンバーが集まり、プロダクトディスカッション合宿を行いました。

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Miroでカスタマジャーニーと必要機能のディスカッション
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Kai's Kitchenでワーケーション

添付画像のように、オフラインにいながらもMiroベースで付箋を使いながら行いました。
今でも、このときに出たアイデアを実装しきれていないですし、このときに話ししたプロダクトコンセプトのまま、開発が進んでいます!

ちなみにこの場所は死ぬほどご飯が美味しいKai's Kitchenでワーケーションさせていただきました。弊社サウナーが多いため、だいたいサウナ付きの施設に合宿に行くことが多く、このときは大磯プリンスホテルでした。笑

3. プロダクトを整え、準備する

プロダクトを開発していく上で、より多くの人が集まれるようにとオフィスを青山一丁目から新御徒町へ移転しました。(理由は東側に住んでる人が多かったため)
当時、フルタイムで働いているメンバーは3~4名だったのですが、60m2ほどのオフィスを借りて、全員からはやりすぎと思われていたみたいです。笑

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オフィス移転パーティーの様子(新御徒町)

この時期はIVRyのクライアントもまだ数件で、1日の着電数も100件いかない程度でした。
この時期から数ヶ月はクライアントの使いやすい機能をただひたすら開発し、来たるべき伸びるフェーズまでプロダクトを作り込んでおく準備をしていました(たぶんこの時期のリリース回数は50~100回ぐらいあると思います)

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ブラウザで電話できる機能のリリースノートから抜粋

ちなみに、ブラウザで電話できる機能を開発したときは、自分たちで作っておきながら、ブラウザで電話するのすごくない?と謎にテンション高く喜んでいた記憶があります笑

4. マーケの芽が出る

2021年5月頃から本格的に、コロナワクチン接種が開始し、日本の多くの病院・クリニックで電話が殺到する問題が起きていました。

そんな中で、IVRyに気づいていただいた情報感度の高いクリニックさんを中心に、IVRyの利用がどんどんと伸びていきました。

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まだまだ伸びます

2020年末からプロダクトの機能を準備していたこともあり、PMFはうまくハマり、事業はきれいに伸びていくことができました。

5. 資金調達する

このときには、事業スケールするための型化がわかりつつあったため、資金調達や事業提携を含めた更なる成長の検討をはじめました。
その中で、はじめはひょんなことからプレイドさんとお話させていただく機会があり、プレイドさん経由でフェムトさんと出会うことができ、今後のより大きな成長への資金として3億円の調達をすることができました。

ちなみに、会社内は基本オープン席となっているため、僕が事業会社やVCの方と話している内容がよく聞こえているのですが、実際に調達が決まるまでみんな半信半疑で、いつ受託開発をやることになっても大丈夫という覚悟を持っていてくれたみたいです。笑
(本当に一緒に頑張ってくれてありがとうございます!!)

6. 更なるスケールへ

よくよく考えるとサービス開始から1年ちょいで、順風満帆にPSF/PMFから資金調達まで進めてこれたほうだと思います。

実際に新規事業をやる上では、「①プロダクトを作る→②マーケを証明する→③売上を作る→④資金調達をする→⑤良い人材を集める→①に戻る」というエコシステムをいかにきれいに回していけるか?が大事だなと思います。

IVRyでは1ループ目まではうまくいきましたが、油断せずに2ループ目、3ループ目を実現し、時価総額1000億円や1兆円を超えていく、歴史に残る会社を作っていけたら良いなと思っています。
(興味がある方はぜひ使ってみてください!)

7. 最後に

IVRyでは一緒に働く仲間を大大大募集しています!
カジュアルにお話するのでも、ヘビーにお話するのでも、ぜんぜんオッケーです!
(noteでは書けない内容や言えない内容もいっぱいあるので、ぜひ!笑)



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