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社員15人のIVRyが407㎡のオフィスへの移転を決めた狙い

こんにちは、IVRy代表の奥西です。

この度、IVRyは、昨年12月の資金調達から半年、事業成長と組織成長をより加速すべく、8月1日に会社としては3箇所目のオフィスへの移転を行いました。

↓なんかください笑

今回のオフィス移転の理由と狙い

理由1:事業成長のために人員が必要だった

IVRyは昨年12月の資金調達から半年で社員数が1名から15名まで急激に増加し、今後もまだまだ採用を続けていく予定ですし、今本当に良い仲間が集まってきています。

また、IVRyのマーケティング〜セールスモデルが確立しつつあり、より大きな事業成長を目指すために、より多くの仲間が必要になっていきそうなことがわかってきたこと。
そして、更におもしろい・便利な世界へのプロダクトビジョンが見えてきつつあり、この世界を作るためのエンジニアやデザイナ、PdM実験を行うラボとしての場所も必要でした。

理由2:T2D3の成長を、移転なしで2年は居れる場所を選びたかった

T2D3とは、PMF(Product-Market Fit)の後で、Triple, Triple, Double, Double, DoubleでARRを毎年伸ばしていくこと。これが実現できるスタートアップは、良いSaaSを提供できているという目安とされます。

https://blog.allstarsaas.com/posts/smarthr-t2d3

事業をT2D3で成長していこうと考えた場合、人員もT2D3で増えていく必要があり、そのためには、基本的にオフィス面積もT2D3で拡張する必要があると思っています。
※以下の金言ありまくりウェビナーレポートでもそのあたりが語られてます

そのため、僕ら自身広すぎて、最初は「面積7倍?やりすぎでは?笑」と思ったりしたんですが、まあ元々60m2しかなかったこととの重ね合わせとしては妥当かな?と思っています。

理由3:リモート時代でも「来たくなるオフィス」で創発的で楽しい仕事環境に

IVRyが生まれる前の話ですが、まだ世の中にコロナという概念がない2019年の起業初期、フルリモートx副業・業務委託体制で仕事をしていましたが、リモートでの仕事のみにすると、全員がひたすら効率的に仕事をこなすという本当につまらない仕事をしていました。

起業したてでオフィスがなく、起業祝いに家に水が360L届いたとき

その当時から、絶対にみんなが集まれる場所が必要だなと思い、本当に社員0名(フルタイムも0名w)だった2019年12月のタイミングからオフィスは用意し、遊び感覚で集まれる場所を作っていました

ある一軒家の3Fにある離れがはじめてのオフィスでした

IVRyというプロダクト自体も日常のたわいない雑談の中から生まれたアイデアが形になったサービスですし、僕自身もみんなが遊びに来てくれたから、今まで楽しく起業生活を過ごしてこれたと思います。

先月までいたオフィス。
3名しかフルタイムがいないのにデカすぎると、当時は全員が思っていた

今回、少しオフィスを大きくするタイミングで、「オフィスに行きたくなっちゃうなぁ」「オフィス行くと楽しいんだよなぁ」と思えるような、そんな楽しい雰囲気の空気とオフィスを作っていきたいなと思い、今回のオフィスの内装を設計していきました。

オフィス内装のこだわりポイント

ポイント1: 天井のスケルトン

天井を抜くことで、オフィスの閉塞感を一気になくすことができます。
コストは少し高いですが、オフィスっぽくなく、カジュアルな空気を作るためには、おすすめのオプションです。

意外だったのは、オンラインMTGで死ぬほど映えるということです笑
外部とのMTGや採用カジュアル面談などで、イケてる会社感が出て、かなり効果が高いと思います。
※副次的に、リモートから社内にいる人とオンラインMTGしてると出社したい欲が出てきます笑

オンライン会議がおしゃれで、出社したくなる

ポイント2: ワンフロア&会議室を作らない

IVRyはSlackチャンネルも含めて、オープンなコミュニケーションを本当に大事にしています。

また、弊社では、アフターショックスというイヤホンを使っているんですが、指向性マイクの性能がすごく、隣で喋っていても音が全く入りません

そのため、ワンフロアかつ会議室を完全になくし、空間を広く、クローズドな会話も極限まで減らしたオフィス設計としました。
これによって、セールスの会話がこぼれてきけて、プロダクトアイデアが広がったりみんなの働いてる状況が手にとるように見えるようになりました!

ちなみに、前回のオフィスでは、移転前だけ2フロアになっていた時期があるのですが、フロアごとに少し空気感やカルチャーに違いが出てきていると全員が感じており、やはりワンフロアにしてオープンにすることによって、空気感やカルチャーを共有していくことは大事なんだなと思いました。

おしゃれ会議エリア

ポイント3: ボルダリングスペース

2021年1月12日のあるログがあります笑

有言実行ログ笑

彼は今後のIVRyの根幹を作るAIエンジニアですが、ボルダリング好きです。
壁があることは強い入社動機と聞いていたので、実際に作ってみました笑

というのは、冗談で、IVRy社内にはボルダリングをする人が多く、ボルダリングの壁を作ってしまったわけですが、今回のオフィス移転では、なにかひとつ会社の特徴となる、普通の会社はやらないことをやろうと決めていました。

IVRyという会社は、SaaSというサービスの性質上、どうしてもtoCサービスに比べて地味にうつってしまいますし、更には「電話」というドメイン上、地味という性質もあり、様々な採用競合がいる中でいまいち目立つことができず、採用環境上、難しいんじゃないかな?と思っていました。

そこで、なにかひとつ目立つことをやろうということで、ユニークなオフィスと思えるもので映えるものとして、ボルダリングの壁を設置しました。
※たまたまなんですが、ワールドカップクラスのセッターさんにルートセッティングしていただき、1級というかなり難しいレベルまでセッティングしていただきました!

素人の僕のレベルでは、2ルートしか登れていないガチ壁

最後に

ここまで、オフィスも移転して、すごいイケイケでチャラい感じに見えるかも知れませんが、実はIVRyの仲間は、仕事や顧客、自分たちの作るプロダクトに対して、基本的にめちゃくちゃ真面目で、提供価値を追求して仕事をするプロフェッショナル集団です。
※「遊ぶときは遊ぶ、やるときはやる」の徹底ぶりがすごくて、たまに引いてるときがあります笑
※過去のオフィスでは移転祝いでもらったシャンパンを、次のオフィスの移転先まで誰も飲んでいなかったこともありました笑

自由な社風を表現

そんなIVRyで、「Work is Fun」を体現しつつ、顧客に対する本質的な価値を追求して、一緒に働いてみませんか?
まずは、簡単な雑談でも大丈夫ですので、ぜひちょっとポチってみてください!

P.S. ボルダリングの壁を登りに来たいだけの人もウェルカムしています


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