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文章の読みやすさを改善するには。

文章の読みやすさは操作できる。

句読点というものがある。

文章において重要な「句点(くてん)」と「読点(とうてん)」。
それらを併せて、そう呼ばれている。

句点は「。」
「文章の終わり」「切れ目」として使われる記号。

読点は「、」
「文章の中」「区切り」として使われる記号。

これを使う理由は文章を読みやすくする為
もう一つ追加すると、文章の意味を正しく伝える為だ。

今日はこの句読点を中心に、
「文章の読みやすさ」について掘り下げてみる。


1か0じゃない、加減を身に着けよう。

ただ純粋に読みやすさを考えてみる。
まずは句読点の有無について。

句読点がなければどういう文節で成り立っているか分かりづらくなるそれに段落もなければ文章全てが繋がって見えてしまう何が言いたいのかが伝わらないし重要なポイントも把握できない

このように、一切ないと地獄だ。
しかし句読点は多すぎても読みづらくなってしまう

人間は、文節、ごとを、視覚的に、把握できる、ので。
別に、多くの、句読点を、必要と、しないの、です。

邪魔くさい。
でも句読点ではなく、スペースでこの手法を使っているものがある。
「ドラゴンクエスト」だ。

ドラクエ のように 文節ごとに スペースが
開いている くらいなら まだいいよね。



更に言うと、句読点以外にも読みやすさを決めるものはある。
それは「漢字」「ひらがな」「カタカナ」など文字の種類

ぜんぶひらがなではよみづらい。
ゼンブカタカナデモヨミヅライ。
だから漢字を使って……

全部平仮名では読み辛い。
更に漢字を開く(平仮名に戻す)ことを使って、読みやすさを向上する。

全部平仮名では読みづらい。
そして句読点を使って……

全部、平仮名では読みづらい。

こういう風に読みやすくする訳だ。
順番に見ていくと、句読点の力が把握できると思う。


自分の考えや想いを伝えるには、気配りが必要だ。

そしてもう一つ、文章の意味を正しく伝えるという力がある。

同じ文字を含む言葉は多い。
それは文字の種類に関わらず、漢字と平仮名の組み合わせも含めてだ。

「運動くらいはやらなければ」
この文章を読むと違和感があると思う。
なかったらすまん。

まず1つ目は、平仮名の部分。
「くらいは」「やらなければ」という文節の区切りなのですが、
「くらい」「はやらなければ(流行らなければ)」とも読めてしまう。

つまりは読み方によって全く違う意味になってしまう
文字を使う職業において、このような失態をすると信頼性が損なわれる。
それを防ぐ為にも……

運動くらいは、やらなければ。

と区切りを付けておく必要があるのだ。


そして2つ目の違和感が「運動くらい」という部分。

動詞である「動く」が中にあるので、
パッと目を通した時に間違って読んでしまいかねない

とはいえ、しっかりと読めば問題はない。
だからそこまで神経質になる必要もないかもしれないが……

折角ならスラスラと読める方がストレスがなくていいと思う。
(わざと引っ掛からせるという技術もあるが)

なので、文章の中に別の単語が混じった場合の対処法は、
・句読点を挟む
・漢字にする、漢字を開く
・言葉を変える
など。

今回の場合は「くらい」を漢字にすると更に読みづらくなるので、
言葉を変えることで対処しましょう。

運動ぐらいは、やらなければ。

といった感じにする。
また、濁点は付いていても結局は「く」なのでもっと変えたい場合は……

身体を動かすことくらいは、やらなければ。

とか。
まあここは自分なりのやり方を考えていきましょう。


という感じで、今日は句読点をメインに読みやすさのお話でした。

参考になれば幸い。
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では、またお会いしましょう。


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