見出し画像

予定調和なんか何もない

今やこれからのことばかりを考えてばかりいると疲れるから、たまに過去を振り返って物思いにふけることが好きだったりする。

今回はちょっと「自分とSNS」のことについて考えてた。


今ではこのnoteしかり、Xしかり、
ほぼ毎日のように何かしら投稿をしているけど昔はそんなことなかった。

本格的にXを使い始めたのは大学3年生。
それこそ就活に取り組み始めたころだ。
当然ながら当時はまだTwitterだ。

ふつう逆だろ、というツッコミもきそう。
そういった日常の投稿が企業に対してネガティブな印象を与えかねないから気をつけましょうという話題があったのもどこか懐かしい。

自分の場合、そこを逆走していた。
Twitterをいかに活用していくか、だと思ってた。


そもそもそれまでの学生時代Twitterなんか使っていなかった。
というのも、高校時代Twitterという存在はあったし、勢いもあったのだが、所属する部活動的に禁止令が出ていた。

だから自然とそういったSNSを使わない身体になっていた。


Twitterを使い始めるとなった大学3年生の時も、いきなりバシバシ発信をしたわけじゃない。やっぱりそれはちょっと怖いから情報収集に使ってた。

いわゆる「見る専」というやつだ。

就活するにあたって、「就活のノウハウ」とか「思考法」とかいろんな参考になるものが投稿されていた。そこからたくさんたくさん学んだ。
地方に住んでいた(今も地方だけど)自分にとって、周りは教員や公務員を目指している子が多く、なかなかビジネス系の就活の情報収集って難しかった。だからすごく重宝した。

ただ就活には結構苦戦した。
苦戦して苦戦して、「このままじゃいかん」ということで少しずつ自分から発信するようにもなった。

アピールという観点もあるけど、それ以上に

「いや、いったいお前(自分)は何者なん?」

というのが自分自身でもわかんなくなってきたから。そこからnoteも本格的に使い始めた。


そうやって少しずつ発信もしていき、Twitterやnoteを活用している中で偶然今の会社に出会った。

当時の会社の規模的に大手求人媒体に出してはなかったし、個人的にも障害福祉の業界は全く見ていなかった。それに関東方面の就職を考えてたから、検索じゃ絶対出会うことはなかった。

だけどTwitterでたまたま知った。

だからHPを見てみた。一瞬にして考え方、目指している世界観に惹かれた。自分は何の専門家でもないけれど、でもそこに何かしらの自分の強みで力になりたい、それにより目指す世界観が実現されるなら自分も嬉しいと思った。

「話をお聞きしたいです!」

とDMを送った。知ってからDMを送るまでの期間、わずか1日。速攻で会社説明の機会をオンラインでセッティングしてくれた。ちょうどコロナ禍だったことの不幸中の幸いかもしれない。

そしてあれよあれよという間に時が流れ、今がある。

ここまでの期間に予定調和なんか何もない。
「偶然という名の必然」みたいな言葉もあるけれど、正直そうとは思えないほど距離感があった関係だと思う。

でもなんだかんだ結果として今があり、3年以上も経ってるのだから不思議なものだ。


ただ、人生なんてこんなもんなのかもしれない。

私たちは思い描いていたことがその通りにならなかったとき、まるでこの世の終わりかと感じてしまうこともある。

それでも何か前に進み続けていたらまた新しい出会いがあって、きっかけがあって、そのおかげで今があることだってある。ベストアンサーではないのかもしれないけど、でも過去に戻ることが出来ないのだから今それで満足してるのならベストアンサーであって。

であれば予定調和なんかいらないのかもしれない。


セッションを楽しもう。


いいなと思ったら応援しよう!

塩浦良太
今後の記事の質向上のための資金として使わせていただきます!

この記事が参加している募集