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「知る」ことで感じる怖さもあるけれど、

今日も内定者の子と面談をした。一週間ぶりだ。

面談するたびに記事にしてしまうのはネタの底が見えている感じで恥ずかしいが、でも記事にしたいくらい自分にとって大切なことを気づかされる時間なのだ。言葉として残しておきたいもの、学びが得られる。

ちなみに前回の記事がこちら。


その子は先週インターンを行ってきた。

先週の面談の際に、

「いつもは2週に1回のペースなんですけど、出来れば来週またお願いしたいです!インターンの報告もしたいんで!」

と言ってくれたので、快く引き受けた。

面談の詳細な内容は伏せるんだけど、この1週間で多くの学びと経験をしてきたんだな、というの伝わってきた振り返りだった。

経験の一つに、失敗もあったみたいで。

”自分が良かれと思ってやったことが、実は相手を傷つけていた。”

ということを感じ、振り返って考えてみたときにめちゃくちゃ後悔している、ということを伝えてくれた。「その経験をしてから少しだけ関わるということの怖さも感じました」「もっと相手を理解していかないとなと感じました」、そう言ってもいた。

失敗をただ失敗で終わらせず、自分の中で何がダメだったか言語化してそれを他人にアウトプットできる。めちゃくちゃすごいことだな、と聞いてて思った。

だって自分のダメだったところって見つめたくないし、ましてやそれを他人に話すなんて恥ずかしい気持ちが生まれてもおかしくない。それをインターン終わって1日2日のうちに整理して伝えられる。すごいと思うよ。

そしてそういった経験が入社前から出来るなんて羨ましいな。


その子がアウトプットしてくれたものに対し、何と答えるのが正解なのかは難しい。支援における正解、自分だって1年目のペーペーで、至らないところばかり。そもそも支援の正解を定義づけることが難しい。

だから彼の失敗を承認した。いい経験だったね、と。

そしてこうも伝えた。

知らないから出来ることがある。
知っているから出来ることもある。
知らないから怖いことがある。
知っているから怖いこともある。

知らないことは悪いことじゃない。
でも当たり前だけど偉そうにすることではない。
だって知らないよりは、知っておいた方がいいことっていっぱいあるから。

大事なのは「知る」ことで知った怖さから目を背けないこと。そこで止まらないこと。怖いままで終わらせないこと。

怖さを知ったことで気づくこと、前に進めることもあるから。

でももし傷つけてしまったと思ったのなら、その人へのアフターフォローは徹底してやらないとね。

こうやって客観的に見ると「偉そうだな(笑)」って思う。でもそれが出来るようになりたいな、とも思う。

知らないからこそ思い切っていけることもある。その対極で知ってしまったことで怖くなってしまうこともある。でもその場から逃げない限り、その怖さと向き合い続けないといけない。

あの経験がターニングポイントになりました、って言えるくらいにしないといけない。失敗を失敗のままで終わらせないこと。

でも傷つけてしまったかも、という事実が変わることはない、ということは忘れてはいけない。自分の成長材料にするだけじゃ失礼だから、その事実とも向き合う。

じゃあ自分が出来ているか、というと全然まだまだそんなことはなくて。至らない部分ばかりで。

なんかその子に対して言っているようで、自分自身に対して言っている感覚が強かった。それこそ自戒も込めて。



自分にとって大切なこと。

自分にとって大切にしたいこと。


最後にその子が言ってくれた。

「塩浦さんと一緒に頑張っていきたいです!」

自分なんかで良ければ、お互い一人前になるまで付き合うぞ。

お互い至らない部分ばかりだけど、高め合っていこう。




noteのネタにはするけどね。


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