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感情との向き合い方。

喜怒哀楽。

人間の感情を表現するのによく使われる四字熟語だ。
喜ぶ、怒る、哀しむ、楽しむ。確かにだいたいこれらのどれかによって感情は構成されている。

でももっと身近なレベルに落とし込み、上の4つで表現されていない感情はというと「泣く」「笑う」。いや少し嘘をついてしまったかもしれない。「泣く」と「笑う」は決して感情ではない。感情の先にある行為だ。

哀しくて泣くときがある。嬉しくて泣くときもある。感動して泣くときもある。怒って泣くときもある。

面白くて笑う時がある。楽しくて笑うときもある。嬉しくて笑うときもある。呆れてしまって笑うしかない時もある。

「泣く」と「笑う」。この2つはあらゆる感情を担保する。

そんなことを踏まえた上で、自分が大事にしたいこと。それが、

「泣きたいときは泣けばいいし、笑いたいときは笑えばいい」

調べてみると、かの有名なスティーブ・ジョブズさんも似たようなことを言っていたとか。それは置いておいて。


以前私はこんな記事を書いていた。

皆さんも泣きたいときってないだろうか。

もちろんうれし泣きとか感動の涙ってやっぱり綺麗だ。

その一方で、「別に疲れているわけではない、いやもしかたら気づいていないだけ疲れているのかもしれない。よくわからないけどとりあえず泣きたい」、みたいなときもあると思っている。

その場面に限らずとも、負けたり何かに失敗したりして悔しいときとか、好きな相手にフラれて悲しいときとか、そんなやり場のない気持ちを消化したいとき泣きたくなることがある。

「泣く」という行為に対して、

「泣いたって解決しないでしょ」というごもっともな意見や「男の子なんだから泣かないの」といった古くからの言い伝えみたいなものもあるけれど、自分は泣きたいときは泣けばいいと思っている。それを自分が望んでいるのなら。

泣いてスッキリすることもあるし、泣いたことで経験が深く刻まれることもある。何よ自分の気持ちに嘘はつかないようにしたい。

だから最近、泣けるオススメの映画などを教えてもらっている(笑)


でもそれ以上にやっぱり「笑う」って最高だと思う。

何に対して笑っているのかわかんなくても、笑っている瞬間は時間を忘れるあの感じ。だから人に笑いを届けるお笑い芸人さんって、まじで世界を救っていると思う。

一人で笑っている時間ももちろん楽しい。

だけど他の誰かと一緒になって笑っている方がもっと楽しい

その幸せを共有しているのがまたいい。挙句の果てには笑っている仲間を見て笑っている。その時間って他の何にも変えられないめちゃくちゃ幸せな時間だ。

笑いたいけど笑えないときってある。それは畏まった場だから、とかそういう場面じゃなくて。悲しすぎてとか辛すぎてとか。

笑った方がいいかな、と思うなら笑わなくてもいいと思う。
でも笑いたいな、と思うなら最初は作り笑いからでもいいと思う。

たとえ最初それが偽りだとしても、そこに自分の気持ちがのっかっているなら繰り返すことで本質に変わる。

大事なのは自分の気持ちがどうなのか。どうしたいのか。なのかな。


泣きたいときは泣けばいい。
笑いたいときは笑えばいい。

それは自分も、相手も、みんなも。

誰かの感情を左右させることはできるかもしれないけど、誰かの感情を決めつけることはしてはいけない。それは相手が決めることだから。

そしてそれはつまり、自分の感情は自分が決めていいよ、ってことでもある。自分に嘘をつかないように。

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