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入口と共通言語

Xでこんな投稿をした。

ここのところ、仕事では就労支援の現場を離れて広報という立場になったのでなかなか仕事のことを書けてなかったけど今回は少し。

「支援の現場で働く」ということは直接コミュニケーションで魅力を発信していくことだと思っている。

サービスを利用している方々に対してはもちろん、そのご家族、その関係医療福祉機関、またそれ以外の地域の医療福祉機関、また施設外就労の関係者や就職のための企業開拓した先の関係者などなど。

現場の方々のおかげで、「バックオフィス」と言われる立場の人間が成り立っているのは言うまでもない。ただ、広報というポジションはバックオフィスにいながらも魅力を発信していくことができる。

ニュース記事や各種SNS、オウンドメディアをつくるだってそう。多岐にわたる方法がある。言葉や写真、映像などで伝えていく。直接コミュニケーションで魅力を発信する現場との違いは、「相手が見えない」こと。相手が見えないからこそ、相手を想像しなきゃいけない。

一方でもう1つの違いがある。それは不特定多数の相手に魅力を発信できること。画面の向こうには直接だったら出会えない数だけの人がいる。可能性は無限大だ。

ただそれはもちろんいい側面だけじゃない。伝え方によってはそれがネガティブにはたらくことだってある。そこは認識しておかないとな、って思う。

好きになる、興味を持つ入口っていくつあってもいいと思う。人がに何かに興味を持つきっかけって様々だから。だけど入口の先には「共通言語」があった方がいい。いろんなところから入ってきて、でも結局行きつく先、抱く感情は同じ。それが「ブランディング」なんじゃないかなと思う。

Xの投稿にも書いたように、ここは具体⇔抽象の見せ所。複数ある入口(具体)と1個の「ブランド」(抽象)は、線でつながっていないと。

そんなことを意識しながら、発信を続けていきたい。

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