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【言語化シリーズ】源田たまらん

久しぶりに野球の記事を書きます。

プロ野球好きの人に伝わればいいかな、と思います(笑)

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源田たまらんとはなにか

「源田たまらん」

プロ野球好きの人なら一度はこのフレーズを聞いたことはあるのではないでしょうか?

埼玉西武ライオンズの源田選手の守備について「源田たまらん」とTwitterで呟いた人がいたことから広まったそうです。源田選手はショートを守っています。

そもそも「たまらん」とは何なのか。辞書によると、、

たまら・ない 【堪▽らない】
( 連語 )
〔動詞「堪る」に打ち消しの助動詞「ない」の付いたもの。「たまらぬ」の形でも用いられる〕
①持ちこたえられない。だめになってしまう。 「いくら丈夫な身体でも無理がつづいては-・ない」
②ある感情・感覚をおさえきれない。がまんできない。 「現在の生活が-・なくいやになる」 「寒くて-・ない」
③ …されることに耐えられない。とても困る。 「毎朝五時に起こされたのでは-・ない」
④この上なくいい。とてもすばらしい。 「この味が-・ない」 「 - ・ない魅力だ」
⑤程度がはなはだしい。じっとしていられないほどである。 「 - ・なくかわいい」 「 - ・なく好きだ」   
(三省堂 大辞林 第三版より)

おそらく主に④の意味でつかわれていると思います。

熱狂的な西武ファン、というわけではない私ですが、小中高とショートを守ってきた経験から源田選手のプレーを見ると思わず「源田たまらん」と言いたくなるくらい素晴らしいです。

パ・リーグの公式YouTubeチャンネルでも取り上げられるくらいです。

では、何が「たまらん」のか。考えてみました。

①正確無比な送球

どのポジションでもそうですが、特に内野手は捕球してから送球までがワンセットです。いくらダイビングキャッチしても暴投したら元も子ありません。さらにできるだけファーストの選手がとりやすいところ、胸元をめがけて投げます。が、そんな簡単なことではありません。ですが、源田選手は確実にファーストの胸元に送球がいきます。どんな位置からでも、どんな態勢でも。そして画面越しからも伝わってくる送球の回転の綺麗さ。そりゃファーストも取りやすいわ。

②難しいプレーを簡単に見せる

何気ないダイビングキャッチ、逆シングル、高いバウンドの処理。全部難しい打球なんですが、源田選手はクールにこなしちゃいます。「あれ?今の簡単なプレーだっけ?」って騙されちゃうほど。グラブさばき、フットワーク、一歩目の反応。そのどれもが素晴らしいからこそなせる業だと思います。

③とってからのスピード

ゴロをアウトにするときや、ゲッツーでファーストに送球するときはランナーとの競争です。ゆったりしていたらアウトに出来ません。源田選手はとにかく速い。おそらくグラブを閉めて捕球するという感覚よりグラブに当ててすぐ握り変えるという感覚だと思うんですが、それは簡単ではありません。

以上3つを挙げましたが、要はめちゃくちゃ素晴らしい選手です。ご飯何杯でもいけます。今年も早く、源田選手のプレーが見たいです。

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