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発言

身に沁みるというか、ぶっ刺さる言葉を見つけた。

「言わなくてもいいことは言わない」だけでそれなりの人間関係は築けるけど「言わなくちゃいけないときはちゃんと言える」ができないと本当の信頼関係は築けない

過去の自分を振り返ったとき、まんまこれだな~というのがわかった。

「言わなくてもいいことは言わない」、そんな感じで”我慢”することは得意だった。

ここで何か一言発して空気をごちゃごちゃにしちゃうくらいなら、「自分が我慢すればいい。」「その分、自分がやればいい。」そんな風に思っている自分がいた。

その積み重ねによって、確かに人間関係は形成されていった。困ったときは塩浦、みたいな感じになることはあった。Noと言わない日本人、の典型みたいなタイプだった自分は降りてくる役目をすべて担っていた気がする。その結果、下の記事みたいになっていった。

果たしたそれで信頼関係を築けていたのか。

もちろん築けていた相手もいる。だけど自分自身が自分の心を開こうとする機会が少なかった。いや、そもそも自分のことにすら気づけていない時期だった。それに「言わなくちゃいけないこと」を言う勇気すらなかった。「そこで関係にヒビをいれてしまうくらいなら。。。」と思う自分がいた。

”誰も離れてほしくなかった”がすべてだったんだと思う。


大学進んでから少しずつ自分と向き合うようになり、考え方を変えていき、というか自分を大切にするようになり、今の自分がある。


今の自分は段々と「言わなくちゃいけないこと」を言えるようになってきた気がする。今までグッと溜め込んでいたことを、スッと吐き出すように。

だけど同時に気をつけたいとも思っている。
それが自分のわがままじゃないか。

だから何事にも意見をする時は否定や批判で終わらないように意識している。必ずそこにはセットで自分の考えや提案をつける。そもそも否定したって誰も得しない。

でも、意識しても意識しきれない部分が生まれることがあるのが”自我”というもので。

そんな時、「それはちょっと違うんじゃない」と物申してくれる存在は大切にしたい。物を申すというのはすごいエネルギーのいることだ。それこそ場合によっては「わざわざ言わなくてもいいこと」の時もあるから。

ただそのエネルギーを使ってまで言ってくれる存在って貴重で。
そんな存在を大切にしたい。


”「言わなくてもいいことは言わない」だけでそれなりの人間関係は築けるけど「言わなくちゃいけないときはちゃんと言える」ができないと本当の信頼関係は築けない”


この言葉を胸に、これからも日々を積み重ねていきたい。

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