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勝負強くなりたい

現在絶賛オリンピック沼です。

ちなみにこの記事書いてるとき、男子バレーの日本VSイタリア最終セット、激熱すぎる展開で書いてます。手に尽きません。

やっぱスポーツって、オリンピックってすごいです。
パリオリンピックが始まる前は、

「あれ、もうオリンピック始まるんだ」

というくらいの感覚でした。だけど始まってみたらなんとまあ毎日のようにテレビにかじりついてオリンピック見ちゃってます。

柔道だったりサッカーだったりフェンシングだったりバスケットボールだったりバレーボールだったり。

ここでは挙げきれないほど魅力的な競技、手に汗握る試合ばかりで「スポーツっていいな」と思う日々です。

勝った時の喜びや負けた時の悔しさなど、そこに全てを捧げているアスリートの皆さんの想いが見える瞬間がすごく好きです。4年に一度しかないオリンピック。その4年が結果として現れることになるんだけど、なんて残酷かということもあれば、この瞬間のために4年頑張ってきたとなるか、本当に絶妙な時間設定だなと思います。


オリンピックを通じて、本当に選手の皆さんのメンタルの強さとたぐいまれなスキル、そして団結力などは勇気を与えてくれます。そしてただでさえ順位を決める戦いなのだから、勝った負けたが生まれるのは当然で。しかもそれがプロ同士の勝負なのだから僅差になることは百も承知のうえで、1個感じることがあります。

それは、「勝ち切る」ことの難しさ

ちなみに今さっき、バレー、負けました。
先に2セット先取して、マッチポイントまで握ったところから3セット取り返されての逆転負け。勝ちが目の前に見えてただけに、、となるかもしれないけど、相手は世界選手権チャンピオンで予選1位のイタリア。意地を見せてきたんだと思います。

でもやっぱり悔しいし、勝つ可能性が目の前まであったなとも思います。

これってバレーボールだけに限った話ではありません。
柔道の混合団体もそうでした。あと1人勝てば金メダルというところで最後勝ち切れず逆転負け、男子バスケもフランス戦、勝利目前のところで相手に同点に追いつかれ、オーバータイムで逆転負け。

「勝ち切る」ということの難しさを痛感します。
きっとこれは僕たちが言わなくても、当事者たちはもっと悔しい想いをしてるはずです。外からは何とでもいえるから。

こういう時ってよくその勝敗を分けたミスやプレーに目が行きます。

「あのときサーブミスしていなければ」
「あのときファールをとられていなければ」
「あのときに勝っておけば」

でもそれらって試合を構成している要素のほんの一部にすぎなくて。一番最後の場面だから記憶に残っているだけであって。試合ってそんなに単純なものではありません。

1個のミスにつながる要因は他の場面にも転がっていて。そのミスにつながった要因は実は練習の中にあって。みたいに、さかのぼればさかのぼるほど、1つ1つがつながってるんだと思うんです。

だから何か1つを粒だてるのはお門違いというわけ。


ここからは自分自身に対して言います。

オリンピックと同じ経験をすることは、基本的にこの先ずっとないけれど、「勝ち切らなきゃいけない場面」「決め切らなきゃいけない場面」って今後何度も目の前に出てくると思うんです。

もう目の前までゴールが迫っている時に、最後決め切れるか、そこの勝負強さ、身につけていく必要があるんです。

これは何か特別な解消法があるとかじゃないなと。
本当に日々の積み重ねであり、1個1個の作業の積み重ねです。そこで中途半端なこととか、あれ?と思うことはなくしておいて、1つ1つ丁寧に重ねていくしかないんです。

勝負の場面で決めきれなかったことに対しての後悔よりも、決めきれなかったとしてもやり切れるだけのことはやったと胸を張って言えるほどの日々を積み重ねてたらそれでいいと思うんです。


そういった意味でも、勝負強くなりたいなって思います。

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