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コロナで影響を受ける店・受けない店の違いは押さえておかないといけない

こんにちは、りょーです。

今回は短めだけど、近所のお店の店主と話しててコロナで生き残っていく店の特徴が見えたので、紹介したいと思います。全然経済のお話じゃなくて、個人の感想と見立てですので、軽い気持ちでのぞいてください。

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緊急事態宣言を受けて、所属している所属している大学と理化学研究所が両方とも閉鎖となり、絶賛リモートワーク中。ただこの影響で収入が変わることもなければ、仕事がなくなることもない状況なので、朝ごはんや昼ごはんは地元の小さな個人経営のお店で買うようにしています。

経済を回そう、という大義名分を掲げるわけではなく、コロナの後になくなったら嫌なお店でご飯を買うようにしているという程度です(ただ作りたくないだけw)。

そこで店主の方と少し話していたのですがそこで結構予想外のお話を聞きました。

みんな来てくれるから意外とどうにかなっている。他の人も大丈夫そうだよ。大きい駅近くで店をやっている知り合いの飲食店は大打撃みたい」というもの。

なーんだ、おれが来なくてもどうにかなってるんかい、まぁくるけど。とか思うと同時に、場所によってコロナウイルスの影響が違うという状況に驚いた(もちろんうちの近くが特殊かもしれない)。
正直この話を聞くまでは、そこまで頭が回ってなかったなと思いながら今この記事を書いています。

ちなみに私が住んでいるのは主要駅(1日100万人以上が利用)から数駅離れたいわゆる住宅街です。

今回コロナで打撃を受ける場所と、あまり受けない場所に、どのような違いがあるのか整理してみようと思います。



「常連客」には種類がある

お店の場所ごとにダメージが違う大きな理由は、客層にあるなと私は思っています。すごく単純に考えると、店に来る可能性がある人の母数がそもそも変化しただけだ、ということです。

オフィス街や、主要駅近くのサービス業のターゲットはサラリーマンや遊びに来た人ですよね。一方で住宅街など人が居住している地区でやっているお店のターゲットはその近くに住んでいる人です。

今回のコロナウイルスの影響で、人の流れが大きく変わりました。これによって、時間ごとにその場所ごとにいる人の数が変化したことになります。

コロナ騒動になる前には主要駅に人はごった返します。この人たちは住宅街に住んでいて、仕事のために出て来た人です。しかし、今電車の状況をニュース等で見る限り、主要駅の人の数は激減していますよね。

一方で、住宅街はどうでしょうか。リモートワークがどんどん導入され始めて、在宅勤務の人が激増しています。つまり、住宅街にいる人の数が通常よりもダントツに高い状況が発生しています。

まぁ外出自粛要請とかで出る人数は制限されるだろうけど、いつも人がいない街に数倍~10倍近くの人がいます。単純にターゲットが多いってすごいメリットですよね。

例えば、通常10%の人が自炊しないでテイクアウトを選択する傾向があったとします。今はコロナでこれが半分の5%程度まで減っていると考えていいでしょう。テイクアウトを思い立つ人が半分になっても、そのお客さんになりうる対象(この場合住民)が2倍以上在宅をしていれば、これまで以上の売り上げが見込めます

主要駅はこれの逆が発生するから、いる人の数が半分以下になって、購買確率も半分になれば、収入は1/4以下になる計算です。甘い見積りだから多分1/10とかになって、どうにもならない状況になるんだろう。

めちゃくちゃ甘い見積りだけど、そこまで的外れな考え方でもないよね。こんな感じの理由から、住宅街にあるお店(商店街とか)は意外と回るんかな、と思いました。

ま、近所の店が回っているってわかったところで、明日からも地元のお店でご飯を買うようにしますけど!!(作りたくないだけ笑)


行く場所 or 帰る場所

ここで出た差って、店が「行く場所」にあるのか「帰る場所」にあるかです。

会社に「行く」、買い物に「行く」に付随してお店があるのか、家に「帰った」時にあるのか、正直どちらでも人の流れさえ存在していれば問題なくお店は回りますね。人もいない砂漠のど真ん中に店を構える人なんていませんから。

ただ、単純に人が多く来るところのほうが売り上げは大きいでしょう。儲けなのか、人との接点なのか、まぁ色々出店理由はあると思います。

まぁとにかく、今回のコロナウイルスの影響で、人の流れをしっかりと汲んだ戦略立てが実は大事であるということが見えて来ました。

オフィス街では流動的に動く大量の人に、どうアプローチをかけていくのかを考えないといけないということだし、住宅街では帰って来る人たちにどのような空間やサービスを提供するのか、ということだし。


インターネットが発達して、誰とでも繋がれる時代になって来た今だからこそ、自分もお店を持ってみたいなぁと漠然と感じている今日この頃です。

理由は、やっぱり膝を突き合わせてとるコミュニケーションって大事だなと思っているからです。

今回のコロナウイルスによるリモートワークで、オンライン会議をやる機会が倍増している中で、繋がっている安心感と一緒に、変な距離感も感じています。結局は、物理的に近い距離感で、温度感がダイレクトに伝わることって大事だなと思います

遠隔で仕事ができることが証明されつつある中で、上で話したような人の流れが変わっていった時、お店はターゲットを見直す必要が出てきますね!

とにかく、今はコロナウイルスがはるべく早く収束することを祈るばかりです。



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