【マネジメント】任せる＝未来への投資
こんにちはー！
今日のnoteは「任せる＝未来への投資」というお話です。
目の前の成果と未来の成果
今日、あるマネージャー仲間に、新人のメンバーに任せることが出来ない・・・！という相談を受けました。
僕が知る限り、メンバーに仕事を任せることが出来ない人は、目の前の成果にのみ集中している傾向があります。
目下の成果だけを重要視するあまり、「自分でやったほうがいい」「ベテランに任せたい」となってしまうのです。
確かに、マネージャーは成果を出すことが仕事です。
しかし、その成果には未来の成果も含まれます。
そして、新メンバーに仕事を任せていくことは、まさにその未来への投資なのです。
未来へ投資する考え方
なので、マネージャーは常にすぐに成果を出すための仕事と、未来への投資を意識しなくてはいけません。
では、どのように未来への投資を考えるのか。
それは、目の前の成果を出しながら（もしくはどの程度犠牲にしてでも）、どの程度未来へ投資するのか？どの経験を未来のメンバーに投資するのかを考えることです。
僕の場合は、メンバーにやってもらうタスクをすべて細かく伝えれば実行できるようなレベルの仕事を、こちらから説明したうえで、自分でも考えながら1人で挑戦してもらうことを繰り返すようにしていました。
特に最近の若手には「イチから自分で考えて」という仕事の進め方は合わないように感じるからです。
そして、その仕事を任せることで自分や先輩にかかる負担、目下の成果への影響を考え、許容の範囲であれば、積極的に任せていきます。
マネージャーとしての覚悟
ここで問題になるのが、未来の成果も成果なのですが、通常、会社から求められる成果は、過去からの投資も含めた、今の成果であることです。
バランスを考えて未来に投資したとしても、どこかしら今の成果とトレードオフにはなるので、すごく不安になります。
我慢しきれないで自分でやってしまってメンバーの自尊心を傷つけたり、我慢できずに任せたメンバーにすぐ結果を出すこと急いてしまいチャレンジへのポジティブな気持ちを失わせてしまったりします。
そうなってしまうと、本当に台無しです。僕も経験がありますが、そんなことしてメンバーを傷つけるなら最初から任せないほうがマシです。
僕の感覚では、これは、ギャンブルに似ています。
どの台で打つか（パチンコw）、どのくらいの金額をベットするか、どこでリーチかけるか（麻雀w）・・・・真剣に考えますが、答えはありません。
ベットした後は、自分と運命を信じるのみです。一つの結果が出るまで。
この時、ギャンブラーの覚悟が試されるのと同じように、新メンバーに仕事を任せているとき、マネージャーの覚悟が試されています。
これは、何のコツもなく、自分の判断を信じて身を委ねる感覚が大事だと思います。
最後に
今日は「任せる＝未来への投資」というテーマでお話しました。
マネージャーには目の前の成果と未来の成果が大切で、新メンバーに仕事を任せるという投資が大切という内容でした。
僕がマネージャーになって一番びっくりしたことの一つが、任せることの怖さでした。
メンバーを信じられないというよりは、自分の判断が不安で、目の前の成果にコミットしない感覚が怖かったです。
でも、これを乗り越えられないマネージャーの下についたメンバーは本当に不幸だと思うので、僕はこれからも自分の判断に身を委ね、信じて任せる覚悟を持っていきたいと思います。
では、また！
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