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何でも”自分のせい”にするのを辞めた話

これは、つい数年前、仕事へのスタンスや人間関係に悩み踠いたお話です。

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前職で、がらっとジョブチェンジをしたわたしは、「仕事は振られる前に取りに行く!経験値を積んで出来る事を増やさなければ…!!」と、とにかく必死。
そんな前のめりな姿勢が評価されてしまい、必死さは日増しに鋭角になっていき、気持ちにも時間にも余白なんてありませんでした。
余白ゼロで猛進すれば当然ミスを起こし、1つミスると雪崩のように次々とボロが出て、2〜3日は負のループにはまります。
どんなにいっぱいいっぱいでも、「これはわたしの仕事。わたしがやらなければ、出来なければいけない。」と意固地になっていきました。

自分の至らない点をばかりを探し、認識齟齬があれば、「正しく理解出来なかった自分のせい」、「相手が正しく理解出来るよう説明できなかった自分のせい」。
特にミスの無い日も、帰り道は毎日1人反省会。

そんなことが続くと、自分への厳しさが他人へ向くようになりました。
「わたしはこれだけやっているのに、あの人はやってないなくても平気そう。あれで評価されてる。気に入らない。」
それは態度にも現れていました。
最低です。

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周りからも指摘され、何を変えれば良いのか考えたとき、『わたしはこれだけやっているのに、』の部分を解そうと決めました。

1人反省会の終わりに、「いやいやいや。お互い様じゃない?改善点はあるけど、そんなに追い詰めなくてもよくない?」と、少しだけ、開き直ってみる。
1人ノリツッコミができるようになりました。

お互い様。
持ちつ持たれつ。
おあいこ。

仕事へのスタンスは、人それぞれ。
立場や目線が違えば、意見も違くて当然。

そう考えられるようになった時、必要以上に猪突猛進な前のめり姿勢は無くなりましたが、働き続けるために必要な気持ちの余白を持てたような気がします。
また、ジョブチェンジしたての頃とは、自分の指針が変わっている事にも気づきました。

改めて自分の指針が明確になった後は、自分はどうしたいのかがはっきりとして、迷わずに次のステップへ進むことができました。

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自分自身を振り返る作業は、恥ずかしかったり、情けなかったり、、なかなかしんどいものがあります。
当時、かなり辛い時期でしたし、失ったものもたくさんありましたが、あの経験を経てこそ、今の自分があると思えます。

よくやった、これからもがんばろうね、わたし💐

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