【肋骨のはなし】骨勉
【肋骨のはなし】骨勉
こんにちは^_^整体×ヨガのプライベートサロン【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です(^^)
今回は【肋骨】のはなしです!
業界的には近頃は特に、キレイな姿勢をつくる際に肋骨の動きへの着目が高まっているように感じます。
見過ごしがちですが、とっても大事な部位なんですね!
何か参考にしていただけると嬉しいです^_^
肋骨とは?
肋骨はどこ?というのは、大体の人が分かると思います。
肺や心臓などを覆う"カゴ"のような形をした特徴的な骨です。
胸椎・胸骨・肋骨で形成される"カゴ"状のこの部位のことを「胸郭」といいます。
胸郭の中を「胸腔」といいますが、胸郭は胸腔内の臓器(肺・縦隔)を守る役割を担うほか、
呼吸筋によって胸郭が動き、胸腔内の圧力を調整することで肺を動かし呼吸を生み出します。
肺は自ら膨らんだり縮んだりの能力は備わってなくて、呼吸筋による外力によって呼吸をうみだします
肋骨は、左右12本ずつ付いていますが
肋骨の中でも2つの分類があります。
①真肋
上から1〜7番目の肋骨で、主に胸郭を支える重要な部位です。
また、胸郭の柔軟性を出すのにも一役買っています。
胸骨と肋骨の間にある肋軟骨と前面で結合しています。
②仮肋
仮肋は上から8〜12番目の肋骨のことで、
胸郭の柔軟性を出す上で重要な部位になります。
肋軟骨とは間接的な結合となっていることが特徴です。
浮遊肋骨とは
また、仮肋の中でも11番、12番は
浮肋(浮遊肋骨)と呼ばれ、前面に接さず、後方で途切れて浮いたようについています。
この骨は、もともと前面までつながっていたものが
二足歩行になる進化の過程で退化していったものと言われています。
浮肋は、非常に骨折しやすいので注意が必要ですが、
浮肋に限らず、肋軟骨との結合部分など、肋骨は全体的に折れやすく、強い作りではありません。
しかし、構造的に12対で互いに支え合う形なので
折れてもさほど苦痛はない、と言われています。
かといって折りたくないですが…!
※折れた肋骨が内臓を傷つけると致命傷になることもあります…
肋骨につく筋肉
肋骨は左右12対もあり、呼吸において重要な役割を持つ上に
上半身の中心部に位置しているため、
沢山の筋肉が付いています。
多すぎるので細かな情報は割愛します…
これだけの筋肉がついているので、
筋肉が硬くなってしまえば肋骨の動きにも制限がかかり
呼吸の浅さにつながってしまったり、
胸郭の柔軟性が失われることで
代償の動きが産まれてしまい
「肩首が痛い」「腰が痛い」などの原因にもなってしまいます。。
逆に言えば、肋骨に十分な可動性や柔軟性を与えてあげれば、
そこにつく筋肉の動きも変わってくると考えられます。
まとめ
肋骨、いかがでしたか?^_^
見逃しがちですが、とても重要なポイントです。
呼吸の要となる部位のため、自律神経とも繋がりが深く、
そう考えると全身に影響を及ぼすポイントになりますね!(^ ^)
何か参考にしていただけると嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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