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雑談「おかーさん、オレの手握るのやめるってよ。」の舞台裏。

今日は雑談です。

更新をすんごく楽しみにしているNOTEがあります。
最初読んだとき、もともとライターさんとか、そういう仕事をされていたのかなと思うほど、文章が面白すぎて、全部の記事を一気読みしちゃったくらい。そうしたら、なんと「主婦」っておっしゃる。え、天才やん、って思います。etoileさんのNOTEです。(eの上の点のつけ方わからなくてすみません。)

この記事を見ながら、
あーーーーー、わかるーーーーー
ってなりました。

特に、ここ。

離婚後暫くの間「離婚前と同じように息子たちが暮らせるように!!」が必死すぎて、奥歯が全部バキバキに折れるほど歯を食いしばり、爪が食い込んで掌からだらだら出血する程握り拳を作り、「うぬぬぬぬぬ!!!!」という感じで生きてきたが完全に失敗した。

étoile|50代。人生立て直し中。

もう、共感。共感しかない。
つい、思い出しちゃった。アメリカのドラマ、クリミナルマインドの名言。

しがみつくより手放す方が、はるかに力を必要とする。

J.C.ワッツ

私も離婚歴があって、同じように歯を食いしばり「子供たちが不自由なく!!!」ってことに必死になって、現実奥歯がバキバキになりました。(実話)
歯医者で「あー、毎日、歯をくいしばって寝てるから、奥歯がすりきれてるのねー。なんかストレスありますー?」ってさらっと質問されてみたり。

そして、「子供の手を離すまい!守るのだ!」と握りしめて、血が出るほど握りしめて。そうして守ってきたはずなのに、思春期くらいになると「子離れ、親離れ」みたいな呪文が、どこかしら聞こえてきたりする。

え・・・?子供の手って、離すもんなの?
コバナレオヤバナレってなに?おいしいの?

って知らないふりをして、またまた手を握り締めて生きていくんだけど、いよいよごまかせなくなり、

「おかーさん、俺の手握るのやめるってよ。」


に大きな、それは大きな一歩を踏み出す。
と思いきや、全然踏み出せず「やめるやめる詐欺」が数年続く。

そのうち、「やめるっていったよね?」みたいな雰囲気が、子供から、そこはかとなく流れてくる。
「あ、だめ。離さないと嫌われちゃう。」
ってなる。

爪まで食い込んだ指を、自分で一本一本引きはがす作業が始まる。
「いやあぁぁぁぁぁーーーーー!」
って言いながら、自分で引きはがす。

もうホラー。もう単独コント。

はあぁぁぁ。思い出しちゃったわ、血まみれコントのこと。
思い出しただけで、不整脈出そう。
でも、なんとか、血まみれだけどなんとか、アロンアルファなみにくっついてた手は離れて、独り立ちした子供。無事脱出。

まだまだ絶賛子育て中の友人やママ友見てると、背中に「頑張れ…」ってエール送ってる自分がいたりして。みんな、推し活したり、なんらかの「非現実」の世界をみつけて、「現実」の狭間で戦って生きてるよねー。リアルでもバーチャルでも、「居場所」って大切ですね。

私は推しがいなくてそこまではまることがないんだけど、あえていうなら料理ですかね、現実逃避したことは。家事ではあるけれど、趣味も兼ねていたような。今も、料理作っていたら気が休まります。

関西風、牛スジおでん。肉がたっぷりついた牛スジを取り寄せます。
我ながら、激うまでした。大根のしみしみ具合とか、天才かなって思った。

この出汁飲んで、寝ます。(え、飲み物?)
それくらい美味しいんです。



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