限りなく不透明でブルー

はじめまして。
りょうです。

10代、20代は多感な時期だなと思います。
ちょっとのことで気持ちが明るくなったり、落ち込んだり。
恋や、進路の話で心が揺れ動きます。

先週はご機嫌だったのに、今週はちょっとした一言で天がひっくり返るような罵声を浴びせてきます。
(これは元カノの話でした。)

今日は今季の劇団の最終レッスンでした。
まだ入って間もない僕には、あっそうなんだくらいの感覚でしたが、他の人たちにはそうではありません。

春から東京の劇団に進んだり
研究科というプロ養成講座みたいなのに通ったり
進級試験に合格して次のクラスに移動したり。

各々、別の道に進んでいきます。

転職とか転勤などで社会人になっても周りの環境が変わることはありますが
それとは少し違った感覚を覚えた春です。

これはかなり感覚的なものなので、言語化が難しいです。

僕が畏れ多くも感じたのは

みんな自分の人生を生きてるな
ということです。

普段からみんなと接しているので
それなりに彼らの抱える不安とか希望とか葛藤は聞いたり目にしてきました。

もちろん30歳前の達観したおじさんの僕とは物事の捉え方には乖離があるとは思います。

演劇でご飯を食べていける人はほんの一握りです。
いつかキャリアを手放して別の道に進む人もいると思います。

そんなことは分かった上で
次の道に進む彼らには本当に頭が下がります。

歳をとるにつれてリスクをとることへの抵抗が増してきたように感じます。

安定した給料がもらえる会社。
今いる立ち位置での満足感。
ベストではなくベターをチョイスする。

守るほどでもないものを
リスクを恐れて守る日々です。

ぼくは彼らにエールを贈ります。
ただ贈るだけにもなりたくないなと感じました。


最後に先生が皆んなに贈った言葉を思い出します。

『人生一度きり』

30歳。まだまだこれからです。
可能性は無限です。

脇役ではなく、主役として自分の人生を送りたいと強く思います。

おわり

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