社会課題を破壊したい2人とアートを増やしたい僕。3人はうまくお互いを利用できている。
どうも、井上龍馬です。
こちらのnoteを更新するのはめちゃくちゃ久しぶりだ。
いま国際協力サロンというオンラインサロンに入っており、原宿の解体予定のマンションで、社会課題を破壊するアートイベント開催にあたってクラファンをしている。
僕個人にとっては初めてのクラファンどころか、初のイベント企画です。何かの企画なんて大学の頃に企画した飲み会以来。10分ごとに、クラファンページを見ては数字が増えてるかを確認する生活がここ2日続いている。
このイベントは、3人のメンバーを中心にスタートした。僕、田才諒哉、そして山田菜津実だ。僕らの共通点は特にない。強いて言えば、皆んな英語が話せるくらいで、住んでいた国も違ければバックグランドも違う。
そんな3人で、社会課題をどうにかしようとするための今回のイベントがスタートした。
「3人とも社会課題をよくしようと頑張っているのかな」と思う人がいるかもしれない。それは間違いじゃないけど、少し違う。
3人の共通点はないと言ったが、僕以外の2人には共通点がある(深く掘り下げれば、いくらでも3人の共通点があることは置いといて)。それは、2人が社会をよくしようとするために大学や大学院において勉強し、そのために働いているところだ。(田才は開発学、山田はジェンダー学)
一方で僕は、パン屋でコーヒーを作りながら、毎日ストリートアートに関わる何かをしたいな。日本でイベントしたいなと思い活動してきた。大学で勉強した心理学はほとんどなんも覚えていない。
なので、僕は開発学にもジェンダー学にも詳しくはない。特にどの社会課題についても特別知識があるわけではないし、国際協力などしてきたわけでもない。なので、今回のイベントで破壊したいと思っている社会課題についても、ニュースを見たり人から聞いた話からの知識しかない。
そりゃ、今回のテーマであるプラスチックで地球を汚したくないとか、日本人が相手からの評価を気にせずもっと自己肯定感高くなるにはどうすれば良いのかをみんなに訴えたいし、そんな社会課題を破壊したいと思っている。
ただ、それ以上に日本のストリート(パブリック)にアートを増やしたい。もっとカラフルに彩りたいという思いが強い。
僕はストリートアートが好きなのだ。
僕らはお互いをうまく利用できている
国際協力サロンに入った理由は初めて田才と会った時に「国際協力 x ストリートアートなんておもしろいんじゃない?」って話をキッカケにだ。
話は少々割愛するが、その後は国際協力サロンにアートグループを作ってもらってから山田も加わり、いま3人を中心にイベントを企画している。
だから、僕は国際協力サロンをうまく利用してストリートアートが増えれば良いと考えている。こんな言い方をすると悪く聞こえるし、誤解がうまれるかもしれないので言っておくが、社会課題をどうにかしようと動いている国際協力サロンの動きは見ていて面白いし、いままで知らなかった世の中のことが見えてきて楽しいし、以前に比べて国際協力に関わることに関心が増えた。
この話は、この企画が始まる少し前くらいに、山田にもしたのだが、山田も「日本にあるジェンダー関連の問題が改善されるのにアートが使えるなら利用したい」と話してくれた。そして田才と山田の2人は、今回のアートの部分の話をするにあたって、真剣に僕の意見を聞いてくれて、動いてくれている。もちろん、僕も今回テーマとしている社会課題について勉強しているし、アートという入り口から社会課題に関心を持ってもらうために全力で考えている。みんなが自分の目的を達成するために、相手のことを十分に利用できるように全力で動いている。
「この3人って良いチームなのかも」と思った。
僕ら3人、それぞれが今回のイベントに違う思いを持って挑んでいるが、お互いの思いをうまく利用しているおかげでここまでスムーズに進んできた。(海外とやりとりしてる今回の企画において、あと3人とも英語話せるのもスムーズにいく理由の1つかも)
そう、僕らはお互いをいいように利用しているんじゃなくて、うまく利用できているのだ。(言葉的に違いはないけど、意味しているものが違うことを読み取ってほしい)
アートイベントとしての完成度
今回のイベントは単に社会課題を訴えようではなくて、アートイベントという面においても完成度の高いものにしたいと考えて企画している。アート作品の完成度ということじゃなく、アートイベント自体として完成度の高いものだ。
例えば、僕が今回特に大切にしたかったのは、「関わるアーティストに報酬(お金)が支払われる」という部分だ。アーティストというのは職業だ。なのに世の中には、アーティストに作品を提供する場所を設けるのをを理由に、報酬を支払わないことがあるという話をよく聞く。違う、そうじゃなくてアーティストの作品と、彼らがそこに到達するまでにかけてきた時間や努力にはお金を払わなければダメだと思ってる。なので今回、関わってもらうアーティストにはしっかりと報酬が支払われる。
最後に
このイベントを皮切りに、今後は同じようなイベントをしていきたいし、それこそ次はパブリックに出ていけるようにイベントを展開していきたい。
それにあたって、田才と山田、国際協力サロンには僕のことをうまく利用してほしいし、僕も彼らをうまく利用して、社会課題の解決に繋がるおもしろいアートイベントをしたいし、アートってすごいなーって思える社会課題を訴えるイベントをしていきたい。
国際協力に限らず、自分たちの活動をアートを通して何かしたいと思っている人や団体の人は、ぜひ僕のことをうまく利用してほしい。そして、僕にもあなたをうまく利用させてほしい。
僕は田才とは30分くらいしか対面したことないし、山田とも半日程度しか実際に会ったことはない。あとはSNS上やスカイプを通じてだ。親友と呼ぶには早い気もするし、たまたまSNSを通した知り合いというわけでもない気がする。
ただ、この不思議な関係を築けたことが嬉しいし、このイベントをこの2人と、そして他に関わる関係者のみんなと一緒に成功させたい。
とあえずは、今回のイベントを全力で成功させたい。応援してくださる方、ぜひクラファンページを見るだけでも良いので見てみてください。
参加アーティスト
日本での【ストリートアート×環境保護】や【ストリートアート×国際協力】など、アートを通した活動、アーティビズム(ARTivismというARTとACTIVISN)を日本に広めるために活動中。応援してくださる方は、サポートしていただけると幸いです!ありがとうございます!!!