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私がフリーランスでウェブライターを選択するまでの選択


#あの選択をしたから  に参加しております。


バイトをしなかったという選択肢

そもそも。高校生時代はともかく大学生になってバイトをしないのは幸か不幸かどうなのか。私はケチということもあり、親の仕送りだけで大学生活を乗り切ってしまった(月にアパート代光熱費+1万)。
未だに食糧日用品、ついでに趣味含めて月1万は、身内の間で何かとネタにされている。大学では勉強に集中したいというのもあったが、親も特にバイトしろとは言わなかった。

「バイトしないの?」ぐらいに聞かれることはあったが。ただ、今になって思えば正直なところ「バイトしないの?してくれれば仕送り減らせるんだけどなあ」と、冗談交じりであっても言って欲しかった感はある。

まず、当時周囲がなぜそんなにバイトで稼ぎたいのか全くわからなかった。お金が増えるメリットはあまり感じなかったし(前述、節約凄いネタとは言われるが、正直言うほど節約していた意識もない)、学生時分「社会経験積んだ方が得」なんて話も一切なかった
というか、これを大人がはっきりと教えてくれないのはなぜなんだ。とは、割と今でも思っている。あるいは、これが自ずとできないのは普通人失格だろうか。私のように引っ込み思案を通り越して忌避したいタイプに対してなら、なおさら強制して欲しいと思っている。

他人のせいにするなという話かもしれないが、逸脱という名の個性に対して、「子供のうちにきちんと教え込んでいればこうならない」は、割と多いと思ってる。
(余談だが親の諸君、できるなら、大人しい子を大人しいままにさせないでほしい。強制でも命令でも、知識だけでなく行動させてほしい。その子が何が何でもやりたくないことなら別だけど、面倒とか多少嫌なことは体験させてほしい。子供に嫌われた―とか、文句程度なら私にコメントくれていいぞ。そうでないと、決定的なことがダメになる

とはいえ、とばっちりもとい、自己責任はしっかり食った。大学は留年もなく卒業したが、就職には一切成功していない。

就職しなかったという選択肢

2010年卒時代の氷河期人間である。という言い訳が通じるのかどうか。一応、最終面接までこぎつけた企業は複数あったのだが、決め手には欠けたらしい。

しばらく実家に帰って、地元でハローワークとか公務員試験とか受けたけどアウト。というか就活中に面倒なやつ呼ばわりするクソ担当者に出会ったり、試験会場の分かりにくさで当日たどり着けないとか、採用以前の問題が結構重なってきて、正直活動自体に無気力になってた。もともと大人しいやつがさらに無気力って、もうどうしようもないでしょ。

じゃあニート満喫してたのかといえば、そうでもなく。

ブログ+アフィリエイトという選択肢

自慢にもならないが、ニート中小遣いのようなものは特にもらってなかった。大学時代に、以前お世話になってたある通信教育サービスからアフィリエイトの存在を知らされて、ブログを書きつつ小遣い稼ぎしてたから(アフィリエイト全般じゃなくて、自社サービスが登録してるから、卒業生として、このサービス紹介してくれない?ってことで)。
あ、節約生活も、多少なりとこのおかげもあったかもしれない。だからまあ、趣味の範囲では、一応自活していたわけだ。

ブログは趣味のことがメインだったし、喋るのはしんどくても書くことは好きだったから、続いた。というか今も続けてる。今はライティングがメインになっちゃったから、それこそ小遣い、収益入ればラッキー程度だけど、10年の経歴は大きいよね。

ネットビジネスという選択肢?

その一方で、ちょっと手を出していたのがネットビジネス。この頃って、メールマガジンブームで、あちこりのネットビジネスでメルマガでノウハウ教えますみたいなのが流行ってて。なんというか、物販じゃなくて知識を文だけで収入になるって魅力的じゃないですか。そんで、いくつか登録して、ノウハウ真似してやってみたりね。SNSの相互フォローじゃないけど、この頃は相互メルマガみたいなのもあって、それなりに読んでくれる人もいたり。

借金気味の物販

知識だけならよかったんだけど、物に手を出したピンチ期。あれはコーヒーだったかなあ。今ならねずみ講を疑ったりもしたけど、そもそもショップ開く人向けなんだよな、ああいうのって。紹介制度だけじゃなくて、自分がその物を利用するか、販売する必要がある。ブログを発展させて、コーヒーショップサイトの1つでも作れれば良かったんだけど、そこまで頭が回ってなくて。

ちょっと後悔してる仮想通貨

ビットコインとかぶっちゃけ日本で広まる前、大儲けとか話題になる前から知ってたって言ったら信じる?まだ日本語対応の交換所とかないような時期に、回ってきたんですよ情報。こういう時、英語嫌悪してるのくっそー!って思っちゃう。
上の物販で凝りてたのもあって、無料以上のことはしなかったんですよ。今は落ち気味とか、あんまりよい噂も聞かなくなっちゃったけど、もし当時ちょっとでも買っておけば、高騰した時に売って……みたいなのを、ちょっと考えたりもしてしまいます。

ギャンブルという選択肢?

こちらもブログアフィリエイトを続けつつ。メルマガ関係で多く回ってきたのが、競馬のノウハウで。ここも、情報を購入するまではいかなかったけど、ちょっと購入してみたり。まあ、当たらねえってね。ウマ娘ちゃんが生まれるはるか前だし、別に馬自身に愛着とかもないので、ほんとに儲け狙いでやってるおバカでしたわ。

この当時、クレジットカードでリボ払い選択とか、ちょっとピンチその2。

モニターという選択肢

余談というか。これも、収入換算したら割とでかいんじゃないかな。美容品中心に、今もモニターをしてて。ぶっちゃけ、今の化粧品はだいたいモニターでカバーしてるぐらいには、オファーくるし当選させてもらえてる。
あとは健康系とか、たまに飲食品。服とか依頼来た日には大助かりってね。

応募作業はそんな手間かかるものでもないし、モニターのお礼ことレビューはそれこそブログ投稿ってんで、仕事の片手間に続けてます。
あと臨床試験みたいな会場でのモニターは交通費出たり、現金報酬がある時もあるってのも、メリットデカい。

ウェブライターという選択肢

で、今。と言っても、クラウドソーシングサイトで募集掛けてお取引先さんそれなりってところに至るまでには色々あって。

ライティング専門サイトという選択肢

クラウドソーシング全般じゃなく、自分で募集するんじゃなく、既にお題が一杯提示されてるサイト。そこから選んで、こなせれば報酬もらえる、そんなサイトがあったんですよ。今も結構あるかな。
今思うと、クラウドソーシングに比べて報酬の割合は低いんだけど、でも確実に仕事はあるし収入になるってんで、始めたのがライティングというものに出会ったきっかけ。ブログもライティングではあるけど、好き放題書いてたから。

ほかのライティングサイトにも登録しようとして出会ったクラウドソーシング

クラウドソーシングも、もともとはライティングサイトをもっと利用しようとして探してた中で見つけたのがきっかけ。ライティングサイトっつってもサイトごとにテーマとか文字数とかバラバラなので、たくさん登録しておけば、書ける内容を探しやすいし。
そしたら、なんか募集もあるし自分でもアピールできるし、なんなら報酬高いところある!ってんで見つけたのがクラウドソーシング。

ライティングサイトやブログで培った経験や、それこそ書くのが好きっていうこともあって、クラウドソーシング初心者にしてはわりかし成功した方なんじゃないかな。まあできることだから、諦める基準がそんなに低くなかったってのもあるだろうし。今はなくなっちゃったけど、大手企業さんのキュレーションサイトとか担当したこともあります。ほんとよ。


ってわけで、気づいたら、もとい、これらの選択をしたからフリーランスという位置づけになってました。どうかな。

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