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彼と太陽 そして…

助手席を倒し、窓をあける。

木々や電柱、青空と雲が通りすぎるのがみえる。

彼はラブソングを聞きながら、私の手を握り運転する。

曲が終わり髭ダンの「I love」が流れた瞬間、太陽が顔を出す。

私は手をかざすと隙間から太陽を覗き込んだ。


暖かな日だまりと彼の優しい歌声に包まれながら、また青空や雲が通りすぎるのを、ただ見つめていく。

そして今日は自分にとって特別な日となった。

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