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違う思考にふれること

相変わらず家に引きこもっている。今週の対面での会話は、相方とジムの受付の人とスーパーのレジの人としかしてない。

いかん、このままじゃいかん!

ということでインテリアデザインのMeetupグループが主催するイベントに行く計画を企てて、今日行ってきた。

今日はアムステルダムで空間デザインの会社を立ち上げたドイツ人デザイナーがスピーカー。

彼女の経歴と会社が取り組んできたプロジェクトがトピックで、ところどころに彼女や会社の思考のプロセス、今の時代に空間の持つ意味が込められていて。

そこで改めて感じた。やっぱりデザイナーの思考を享受するのは面白い。

久しぶりに、もっと知りたい、もっと聞きたいという気持ちが湧き上がってきた。そう、最近足りていなかったのはこの高揚感。

プレゼンが終わった後は集まった人たちと団欒して、そこから輪が広がって、帰り道にふとした質問からまた会話が盛り上がって、「ああ、これだ人と出会う楽しさってこれだ…」と、痛感しながら家にたどり着いた。

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自分や自分を囲んでいる人々以外の思考に耳を傾けると、視野が広がる。当たり前のことかもしれないけれど、日々同じことを繰り返しのループの中にいると、そういうチャンスはあまり巡ってこない。自分の思考はもちろん自分のものだし、自分を囲む人々の思考も日々触れていると予測可能になってきてだんだん新鮮味がなくなる。

だから例えば外部から人を招いた会社の研修なんかも、「この忙しい業務の間に…」と倦厭されがちだけど、そういう意味では大事なチャンスの一つなのだと思う。

オンライン上でのやりとりが簡単にできる時代だけど、やっぱり対面でこういうコミュニケーションを取れるってすごくいい。

今日はとてもよく寝れそうだ。


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