見出し画像

(2024/04/30/火)[かみよりつぐかたち]① 入り口付近と、1部屋目の展示室。


『かみよりつぐかたち』に行って来ました。

 先週土曜日と日曜日(2024/4/27/土~28/日)に、以前から気になっていた、みやざきアートセンターで行われている『かみよりつぐかたち』に行って来ました。

みやざきアートセンター様の公式HP
『かみよりつぐかたち』について紹介されている、みやざきアートセンターHP内の記事

 この日は、外で私用が有った為、その用事を済ませた後、夕方(1600頃)に行こうと思って行っていなかった、この特別展に行ってみる事にしました。

 以前、みやざきアートセンターで行われていた特別展『原田治展『かわいい』の再発見』では、開催期間の最終日に偶々知った為、みやざきアートセンターに来た為、細かな所まで見る余裕が有りませんでした…。

 しかし、今回は開催期間がもうしばらく有り余裕が有るので、作品や施設をじっくり見て行こうと思い、様々な所を撮影しました。

 なので、今回の備忘録は、施設自体の写真も、備忘録として残して置こうと思います…。




外部からエレベーターで、みやざきアートセンターに入場します。

 みやざきアートセンターでは、展示室にエレベーターで行く事が出来ます。

 そのエレベーターは2台有り、それぞれ扉にポスターが貼りつけられています。

 この日は、向かって右側のエレベーターを使う事にしました。

 この写真を撮影した時、エレベーター横の看板の上に、小さなポップが有る事に、この時は気付いていませんでした…

この『夜バージョン』のライティングは、開催期間で2回しか無かったようです。
この日は偶然その日に遭遇する事が出来て、本当に運が良かったです。

 エレベーターに入ると、ボタンの所に解り易くシールが貼られています…。




5階、特別展会場の入り口付近の様子

 5階でエレベーターを降りた時に、正面に巨大なポスターが張り出されていました…。

すぐ正面に、ライトアップされた大きなポスターが貼られていました。

 …そのポスターの左下に、何やらスケッチブックに書かれた人の絵が、マスキングテープで固定されていました…。

 どうやら、公開製作がロビーで行われている様です…。

 こちらは、上記の巨大なポスターの向かい、エレベータ横の壁に貼っていた、みやざきアートセンター5階の地図です。

 上記の写真をillustratorに取り込み、illustrator上で地図を書き直しました。

 今後、この施設で展示されている作品の位置を紹介するのに使用したいと思います。

 上記の施設見取り図を撮影した後、受付(チケット売り場)に行った時、チケット売り場で受付の方に『あちらの地図もオススメですよ!』と教えて頂きました。

エレベーターを降りてすぐ右に受付が有りました。

 …その、おススメの地図を見る為、エレベーター横のポスター掲示板を見に行きました…。

 よく見てみると…

 手書きの地図と言うだけではなく、ポスターの端が不定形の見た事が無いカットが施されていて、細かい所まで凝っていて面白かったです。

 この、まるで、ちぎれた紙の様な形状の地図は、この特別展で展示されている『紙』を使って作られている作品と関連のある意匠なのかもしれません…。

この地図のポスターは、会場の数か所で見る事ができます。




1部屋目の展示室入り口付近の様子

 展示室1の手前に設置された看板。

 展示室1とはなっていますが、エレベーター横の見取り図によると、正式名称は『アートスペース3』の様です。

 上記の看板向かい側の入り口の扉には、段ボールに手書きで…
『宮崎で出会ったアーティストの皆さんの展示です。”Respect”』
と書かれた段ボールが、ピンクのテープで止められていました。

 何と言うか、自由な感じのする特別展で、余り見た事が無いスタイルの解説パネル(?)で面白いです。




展示室1の展示の様子

 展示室1に入場した時……

『これは…… 情報量が多すぎて、一回見ただけで、頭に入れる事は難しそうだな~…』

…と感じたので、何枚か写真を撮影する事にしました。

 少し写りが悪いですが、展示室1の様子が解ると思い、備忘録として、パノラマ写真を撮影してみました…

撮影した場所は、展示室1の入り口付近です。

 上記の画像だと見難いので、作家と作品を下記に色分けしてみました。


伊比井 勇喜 Yuki Ibii氏の展示スペース

 展示室1に入ってすぐ右手に、伊比井 勇喜 氏の作品が展示されていました。

 入り口すぐ横に楽譜立てが有り、そこに文章が展示されていました…。

 直筆のサインと『伊比井 勇喜 Yuki Ibii』氏の紹介文が添えられていました。

 ビート版の様な木製品と、人物と名前が書かれた段ボール、写真が壁に貼られていました。

 床には、大きな2枚のサーフボードが展示されていました。

 そのサーフボードの奥に、何故かラクダとビート版(?)。

…そしてなぜか、奥に、カツオかマグロ?の様な魚のオブジェが展示されていました。

 壁側に展示されたサーフボード。

 サーフボードは、箱の上に、毛皮?の様な物が敷かれ、その上に展示されていました。

 手前のサーフボード(ボディーボード?)も、奥のサーフボードと同じように展示されていました。

 そして、なぜか、サーフボードの間に駱駝がいて、その駱駝にどうしても目が引き付けられます。

 少し離れた位置からみると、混沌としている感じがします。



廣池 千洋 Chihiro Hiroike氏の展示スペース

 展示室1、右奥に、大きなインデアンのテントの様な展示が有りました。

 テントの高さがかなり高く、もう少しで天井に付きそうです。

 展示の手前には、楽譜立てが有り、そこに『廣池 千洋 Chihiro Hiroike』氏を紹介する文章が展示されていました…。

 こちらの楽譜立ての下には、正方形の綺麗なメニュー表がせっちされていました。

 黒いチラシと白いチラシの内容は、それぞれ違っていました。

 こちらの楽譜立てや、チラシの展示の奥に、段ボールに書かれたイラストが有りました。

 その横にはモニターが設置されていて、家屋と屋外の画像が流れていました。

 遠くから見ると、2枚のディスプレイと紹介文の間に、テントが有り、そのテントの中に、色々な物がつまっていました。

 内部は、動物の骨、石、アクセサリー類等が、祭壇の様にならべられていました。

 この点上は本当に高く、3m以上ありそうな天井にもつきそうです。

 テントの前には、独特なデザインのマットがひかれ、鹿の頭骨に、シルバーのパーツが付けられた物が置かれていました。

 テント内の左右には、それぞれ鹿の頭骨と、シルバーや、糸で作られたアクセサリーが、いくつも展示されていました。

 下記の画像は向かって右側の頭骨とアクセサリーです。

 下記の画像は向かって左側の頭骨とアクセサリーです。

 中央には、なにやら動物の骨や羽根、布、アクセサリーが、大量にまとめて展示されていて、非常に興味深かったです。



陶工 潮人(佐藤 浩 Hirshi Sato 氏)陶芸家の展示スペース

 展示室1の左奥のスペースに、陶工 潮人(佐藤 浩HirshiSato氏)氏の焼き物の一群が展示されていました。

 こちらの展示は、作品が大きく、広い範囲に展示されていた為、備忘録として、画像と共に、位置を残したいと思います。

 こちらの展示スペースにも楽譜立てが有り、そこに『陶工 潮人(佐藤 浩 Hirshi Sato 氏)陶芸家』を紹介する文章が展示されていました…。

楽譜立てが設置されている位置

 楽譜立てと解説文の奥の壁に、一つのオブジェと、段ボールに書かれた人物像が飾られていました。

2つのオブジェが設置されている位置

 オブジェの一つは、何か……動物の角の様な…筒状の物体に、細いタケノコが入っていて、それが紐で縛られている物でした。

 こちらは、ダンボールに人物像と名前、サインが描かれた物です。

 …次は、楽譜立ての裏、壁に飾られた二つのオブジェの右に置かれた焼き物です。

大きな重箱の様な作品のパーツ(1/3)が設置されている位置

 この焼き物を飾った代の横に、このオブジェを組み立てたと思われる写真が展示されていました。

 この作品は、おせち料理に使う重箱の様な作りの作品で、この部分は蓋(?)の様な部分の様だ…と言う事が、写真から判ります。

 …さらに、その横に、おせち料理の重箱の様な作品の下の部分が展示されていました。

大きな重箱の様な作品のパーツ(2/3)が設置されている位置

 内部は…何というか、色々な物が詰まった様な感じになっていました。

 画像では解り辛いですが、内部に詰まっている物は透明感が有り、綺麗です。

 展示台の側面には、オブジェを組み立て、それを三方向から撮影した写真が設置されていました。

  この、大きなお節料理の重箱の様な作品の最後のパーツと思われる作品が、手前に展示されていました…。

大きな重箱の様な作品のパーツ(3/3)が設置されている位置

 内側は、先程の作品と同じように、何か透明の物で満たされていました。

 ただ、こちらの方が先程作品よりも、フチに溜まった釉薬が綺麗です。

 深さはそこそこあって、色々な物を入れる事が出来そうです。

 側面から撮影した写真。

 展示台の側面に、同じく写真が張り付けられていました。

 上記の焼き物の奥、展示室1のスミに、こちらの壺が飾られていました。

白地に黒の模様が施された作品が設置されている位置

 白地に黒い筋が付けられていて、かなりインパクトが有るビジュアルです。

 上記の作品の右横に、更にインパクトが有る焼き物が展示されていました…。

白地に赤と黒の模様が施された、円筒埴輪の様な作品が設置されている位置

 何というか…古墳のフチに飾られる円筒埴輪みたいな?独特な形の焼き物で、白地に赤・黒の色が付けられていて、かなりインパクトがありました。

 上記の筒状の焼き物の横の展示台に、先程の巨大な入れ物と似た様な構造の、二つの作品が展示されていました。

小さな重箱の様な作品が2つ設置されている位置

 こちらの作品はそこまで大きくなく、1人用おせち料理の入れ物位の大きさで、使い易そうでした。

 展示台の側面には、分解した画像が展示されていました。

 最後に、一番右の展示台に、上記と似た様な…でも、少し大きめの、お重の様な作品が展示されていました。

重箱の様な作品が2つ設置されている位置

 こちらの容器は、唐三彩の様な色付けがされていて、これまたインパクトが有りました。

 こちらの展示にも、側面に分解図画設置されていました。



西本 大海 Daimi Nishimoto氏の展示スペース

 展示室1の左壁の中程に、こちらの展示がされていました。

 こちらの展示スペースにも楽譜立てが有り、そこに『西本 大海 Daimi Nishimoto』氏を紹介する文章が展示されていました…。

 こちらの展示にも、壁に名前と人物像が掛かれたものが設置されていました。

 紹介文を置いた楽譜立ての後ろに、サーフボードが1つ設置されていました。



高森 暁夫 Akio Takamori氏の展示スペース

 展示室1の左壁の入り口付近。

 私が最後に見た展示が、こちらの展示でした。

 こちらの展示スペースにも、向かって左側面に楽譜立てが有り、そこに『高森 暁夫 Akio Takamori』氏を紹介する文章が展示されていました…。


 こちらは、展示スペースに台が一つ置かれ、そこに本一冊と、オブジェが3つ展示されていました。

 こちらにも、名前と人物像が段ボールに書かれたものが有りました。

 書かれた人物は、下の方を指さしています…。

 ……その指の先を見ると、本と、オブジェが展示されていました。

 一つは、胡坐(あぐら)座りをした女性象が有りました…。

 

 二つ目は、少し小さめの、デスマスクの様な赤いオブジェで……

 最後に中央に、自分の首を持った人物像が置かれ、その後ろに本が展示されていました…。

 凄くインパクトの有る作品でした。



展示室1の出口に設置された、段ボールパネル

 最後に、この展示室から出て一番初めに目に入った、段ボール製のパネルを紹介します…。

 上記の地図の様に、展示室を出てスグに設置されたベルトスタンドに、新聞紙のコヨリで作られた紐で、こちらの段ボールパネルが設置されていました…。

 そこには、すぐ横のロビーで公開製作が行われている…と言う事が書かれていました…



続きはまた後日書こうと思います…。

 今回は一部屋の展示物と、周辺の様子を、備忘録としてまとめました。

 残りは、少しずつまとめて行きたいと思います…。



過去記事へのリンク

 『かみよりつぐかたち』についての、これまでの記事をまとめたリンクです。

※現在の記事
(2024/04/30/火)[かみよりつぐかたち]①
入り口付近と、1部屋目の展示室。


(2024/05/1/水)[かみよりつぐかたち]② 
5Fロビー周辺と展示の様子



(2024/05/3/金)[かみよりつぐかたち]③
展示室2の展示



(2024/05/06/月)[かみよりつぐかたち]④
展示室3の展示



(2024/05/09/木)[かみよりつぐかたち]⑤
展示室2・3照明の変更後の様子

※NEW          ※次の記事へ 



 



2024/04/28~2024/04/30/???~1240
最近はただの日記になっていますが、自分自身と作りたい作品について更に突き詰めて行きたいので、この作業を暫く続けて行きたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。