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七五三

2023年11月26日 日曜日
佐々木家の(今のところ)最年少の菫(すみれ)ちゃんの七五三詣りの日でした。

母の趣味のつまみ細工の髪飾りを使ってママが髪を結い、着付けを母がして…と家族総出で彼女の七五三の準備をして,みんなで氏神様へ。

七五三ってなんのためにするの?


3歳の[髪置]かみおき
5歳の[袴着]はかまぎ
7歳の[帯解き]おびとき
平安時代に行われた儀式にあるといわれているそうです。昔は小さな時に子供が死んでしまう事が多かったから、このように節目に成長を祝い長寿を祈願したそうです。古くから残る祈りの文化ですね。

7歳までは神様の子、7歳からは人間として現世に誕生する歳とされていたそうです。
7歳が人間界の入り口だったとは…。

江戸時代に徳川綱吉(生類憐みの令を出した人)が息子と徳松の健康を盛大に祈願したことから庶民に広がったと言われてるんだって。儒教を深く学び、生命を重んじる思想の持ち主だったとあるだけに、
長く続く祈りの儀式を残したことも興味深いですね。

日本以外にも子供の成長をお祝いする儀式はありますが、100日目とかに近いもので、七五三のような儀式は日本固有のもの。大切に楽しみ続けていきたい文化ですね。

氏神様にお詣り


昔は、七五三が11月15日と日が決まっていたようです。15日という日にちが定められていたのは、旧暦(太陰太陽暦)時代の話。15日は毎月ほぼ満月になります。月満ちる満月の日に大切な年齢儀礼を行なっていたそうです。

近年では11月中の土日祝日や、前倒しで行うことも多いようです。満月がいいとされているとはしたら、明日27日が満月なのでいい日にお詣りできたということなのかな。

スミレが、心身ともに健康で長生きしますように。

cute

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