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タカミンの日本酒蘊蓄動画No.100記念動画「記念すべき第百弾を迎えて思うこと、日本酒を呑んで語ります!」
皆さま、いつもこのチャンネルをご覧頂きまして誠にありがとうございます。そして、漸くここまで辿り着くことができました。 今回は記念すべき第百弾の蘊蓄動画ということで、いつもより少し時間を長く取りまして、タカミンのオフィスより実際に日本酒を呑み、つまみも食べながら、タカミンの率直な想いを語らせて頂きたいと思います。 記録を遡りますと、2021年4月13日付の配信が「第一弾」の蘊蓄動画になっておりますので、今から約3年前に開始した地道な活動でした。 当時、私自身の日本酒活動について、できるだけ多くの方々に知って頂きたいという思いから、色々な方面の専門家の方からのアドバイスに基づき、様々なSNS活動を開始した経緯があります。 その中で、YouTubeでの配信活動を勧めてくれた方から言われた言葉が今でも忘れられません。それは、「中途半端では逆効果、やるならば継続して最低でも100回は続けて実績を作る必要がある。」という内容のアドバイスでした。 そして、今回3年掛かりで漸く一つの節目に辿り着いたことになります。 感慨も一入ですが、これは一つの通過点でもあり、これからも地道に、愚直に活動を継続していきたと考えておりますので、引き続き応援の程、何卒宜しくお願い致します。 さて、これからのYouTube活動については、再考の余地があるものと考えており、今後どのような形で活動を継続していけば良いか、慎重に検討していきたいと考えています。 日本酒の良さや魅力を、一人の日本酒ファンとして、強く画面を通して訴え続けていきたい、その想いは変わっていません。 動画の中では色々と勝手な思いや考え方を披露させて頂きました。 この動画の中でも、タカミンは、「日本酒は、人と人の心を繋ぐ潤滑油のような存在」と申しておりますが、まさにその通りだと思います。 心と身体に沁み入る日本酒の魅力を、もっともっと世界中の多くの方々に伝えていきたい、そして遠い将来には、ワインに負けない世界酒としての地位を確立させることができれば、と心より強く願うばかりです。 秘蔵の日本酒 高見酒店 店長:唎酒師タカミン(髙見 広行)
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2024年1月 親子連弾の夢の実現と娘の成長を目の当たりにして
2024年1月13日(土)午後にサントリーホールのブルーローズで開催された正月明け恒例のミナトミュージックサロン主催のピアノ発表会に、今年は2年振りに父親の私も親子連弾の演奏で登場、その後に娘のソロ演奏の2本立てのプログラム構成。曲目は以下の通り、今回はショパンで統一させて頂きました。 1)<連弾>ショパンピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11第2楽章より 2)<ソロ>ショパンワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」 1曲目は、かなりの緊張感に包まれた中での連弾の演奏。直前にはそれなりに練習を積み、娘との2人での音合わせや曲の速度の確認を含めて、結構念入りにレッスンを行い、当日に臨みました。 結果は、動画をご覧頂ければと思いますが、私自身の個人のパートの演奏部分においては、最後のクライマックス部分で和音を外したことが最も悔いの残る形になりましたが、それよりも、途中娘が少し演奏から離脱しかけた時に演奏を中断することなく、最後まで一貫して曲を弾き終えたことは、一つの収穫でした。本番での演奏の難しさを改めて痛感すると共に、練習不足であったことを実感しました。 2曲目の娘のソロ演奏は、逆に娘が会場の雰囲気に1曲目の連弾で少し慣れていたこともあり、比較的緊張感が薄れ、平常心で演奏が最後までできたと思っています。レッスンで何度も聞いていましたが、そのどれよりもリズムに乗った躍動感のある素晴らしい演奏であったと評価しています。 昨年以上の高レベルな演奏ができたことに、娘自信も少しピアノに自信を持った様子で、父親としては嬉しい限りです。 娘にとって、音楽との付き合いはこれからも長く続いていくことになるわけで、是非この貴重な本番の経験を財産にして欲しいです。 来年は、娘の中学受験があり、このイベントには参加しない方針ですが、2026年の1月には、また連弾で再チャレンジしてみたいと思っています。 それにしても、ピアノとは本当に奥深い楽器であります。 そう簡単には満足のいく演奏をさせてくれません。 レッスンの時からきちんとした心構えで曲に対面し、真摯に練習に取り組む、そうした基本に忠実な姿勢こそが、演奏の結果にそのまま反映してくるのではないかと感じた次第です。 ピアノを生涯の趣味とするタカミンより 高見 広行
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タカミンの日本酒蘊蓄動画No.99(テーマ:「ぬる燗の持つ魅力、その繊細な飲み口に惹かれて」)
皆さん、お元気ですか? さて、今回の第九十九弾のテーマは、「ぬる燗の持つ魅力」について、少しだけ蘊蓄を垂らさせて頂きたいと思います。宜しくお願いします。 日本酒の持つ魅力の一つとして、「温度差を付けても楽しめる」というのがあります。他方で、1年を通して飲める、季節毎の雰囲気をお酒を通して堪能できる、というのであれば、ワインでも実現できないわけではないと思います。 ただ、流石にワインにおいては、温度差を売りにしている種類のワインは極めて少ないと思いますし、限定的です。私の記憶では、冬のウィーンの外の屋台で購入したホットワイン(赤ワインの熱燗)だけです。これは、オーストリアでは有名な飲み方のようで、寒い東欧諸国では散見されるようです。 身体があったまるという点では、同じ効果がありますが、これまでに、ホットワインを飲んで、ワインが美味しいと感じたことはありません。 日本酒の場合は、燗酒を売りにしている生産地域、とりわけ山陰地方の鳥取県や島根県では、非常に上質な燗酒に適した清酒が醸されています。中でも、以前訪れて購入してきた、鳥取県の山根酒造場という酒蔵は別格の存在として有名で、純米酒系のお酒を主体に醸造している蔵で、更には、周辺の地元の契約農家様とタイアップした酒造りにも着手されており、酒米の名前をそのままお酒の銘柄として付けて、希少価値あるお酒として、少量で生産・販売している試みがあります。 通常は、山根酒造場様は「日置桜(ひおきざくら)」という銘柄で販売を行なっておられ、この銘柄は関東圏でも最近相当有名になってきております。 タカミンが今回ご紹介する燗酒は、その中でも上質の「玉榮(たまさかえ)」という酒米の名前を銘柄として付けた、貴重なお酒を紹介しております。ラベルも魅惑的で美味しそうな雰囲気を醸しております。 そして、最近購入した熱燗器で、所謂ぬる燗(人肌の温度に近い燗酒)にして自宅で呑んでみたのですが、これが実に最高! 丁度、高品質の酒米の仄かな芳醇な香味と味わいを堪能できて、更にこのお酒の造りが「生酛」とあって、実にコクのある冬酒として、鍋と共に味わってみたい、あるいは、食後にからすみと共に、ちょびちょびいってみたいと思わせるお酒であると実感しました。 斯様に、日本酒の持つ魅力とは、ワイン同様に、食中酒としてアピールする中で、そのワインにはない、温度差によって、同じ酒でも酒の顔が変わる、ということが、非常に魅惑的かつ強みであると個人的には理解しております。 さて、次回は記念すべき第百弾の蘊蓄動画になります。 どうぞ、次回の蘊蓄動画もお楽しみにしていて下さい。 秘蔵の日本酒 高見酒店 店長:唎酒師タカミン(髙見 広行)