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敢えて問う!日本人って本当にマナーが良いですか?

皆さん、いつもブログ記事を読んで頂きましてありがとうございます。

早速ですが、今日のテーマは「日本人って本当にマナーが良いですか?」です。

一般的なイメージとして、日本人は、自己主張をせず、大人しく振る舞い、他人への思いやりがあって、優しい国民性があると見られがちです。確かに一部は当たっていますが、果たして本当なのでしょうか?

気配り、おもてなし、といった言葉が日本人の枕詞として使われがちですが、本当にそうでしょうか?

筆者は、「否」、「違います」と、声高らかに物を申し上げたいと思います。

常日頃から感じていることなのですが、日本人の基本マナーは決して褒められたものではないと思っています。勿論、それは、日本人である私自身への自戒の念をこめて敢えて申し上げます。

2018年6月末に米国ニューヨーク駐在から本帰国して、日本で久々に家族と一緒に暮らし始めたその時から、街中で見受けられる日本人のマナーの悪さに正直腹が立っておりました。

勿論、全員がそうではありませんが、私自身が目にした日本人の振る舞いは、以下の通りです。

1)マンションのエレベーターの中で、朝出会した際に、基本無言で、会釈もなく、挨拶の言葉も交わさず、そして目を合わせることなく、妙な沈黙が漂う居心地の悪い空間。

2)混んでいる電車で、降りていく時に何も事前の声がけもなく、平気でぶつかってきて、何も謝りもしない、極めてトンチンカンな紳士・淑女達。

3)ベビーカーを押している人や他人からの手助けを必要としている方々に対して、見て見ぬふりをして、何も手を差し伸べない無頓着な人達。

結構目にしますよ、日本人の多くがそれに該当することを。

外見だけでは判断できない日本人の本質、それは、基本的な挨拶ができない人達、生活マナーが会得できていない自分本位でワガママでストレスが溜まっている人達。

先日も、たまたま夕刻の電車の中で会いましたよ、無神経でマナーの悪い日本人の方に。

私が人に手渡す贈り物の入った紙袋を含めて、少し荷物を多く持っていたので、それを持って電車の降り口付近に立っていて、降りる人の為に少しスペースを空けようとした際に、意図的にわざとぶつかってくる、とんでもないマナーの悪い人を目の当たりにしました。あたかも、そこが自分の家の中であるかのように、不機嫌そうに、ぶつかってくるその姿を見た時、正直人間として恥ずかしくなりました。

何故そこで、一言「すいません、降ります。」と声にできないのか?3秒で終わる話です。

他方で、一見風貌がラフで、あたかもいい加減そうに見える雰囲気のアメリカ人の若者であっても、ニューヨークの地下鉄の駅で、ベビーカーを引いた女性をすぐさま助けるべく、自ら進んでベビーカーの端を持って階段を一緒になって運んでいる姿を何度か見た時、一体これは何なんだと思ったことがよくありました。

日本人は、恥ずかしがり屋で、シャイで、目立つことをしたがらない国民性だから、という上辺だけの理由で話を片付けて良いのでしょうか?

日本人は何か勘違いをしているのではないか、世界中の人達が日本人のことを高く評価してくれているという錯覚をただ自己満足しているだけではないか。

皆さん、今回は敢えて、日本人に対して、苦言を呈させて頂きました。

改めて、日本人は日頃の生活マナーについて、本当に考え直した方が良いと思います。

目を覚ませ、そしてイキイキとした自分を取り戻せ。

リスク管理コンサル 髙見 広行