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【社員インタビュー】サッカー市場のスケールが違うヨーロッパでFL-UXを浸透させる楽しさと苦労|シーン#03 VPセールス ヨーロッパ レオ リシャール

RUN.EDGEの社員にインタビューをする「RUN.EDGEのはたらく『シーン』」。一人ひとりの社員の回答から、RUN.EDGEの社内の様子やメンバーの特性を知るきっかけになればうれしいです。今回は、グローバルチームで活躍中のレオさんに答えていただきました。特別編としてロングインタビューでお送りします!

レオ リシャール | Léo Richard
ジュネーブ大学卒業、パリ政治学院とFGVサンパウロ大学院修士課程卒業。2018年、富士通フランスビジネスアナリストとして入社。富士通ではヨーロッパでのコンピュータビジョンのビジネス開発を行う。
その後、2022年、RUN.EDGEに入社。


ーRUN.EDGEではどんなお仕事をしていますか?

FL-UXの海外展開を担当しています。現在、拠点はフランスで、日々販路を開拓したり、商談したり、契約や導入サポートなどをほぼ1人で行っています。
ヨーロッパのサッカー市場はスケールが違います。特にイギリスでは5~6部リーグのチームでさえも2万人が入るスタジアムで試合をすることができるなど、下部のチームであっても選手のレベル、チームの運営基盤が他の国とは桁違いなので、アプローチ先は沢山あると思っています。
また、最近はありがたいことに南アメリカのチームからも問い合わせがあったり、ヨーロッパだけでなく他の国の対応もやっています。


ーRUN.EDGEにジョインしたきっかけを教えてください。

僕は単純にスポーツが大好きでサッカー馬鹿なので(笑)、好きな業界で仕事をしたいと思ったことが大きな理由です。
もう一つは、代表の小口さんに出会って、面白い人だな、この人なら言ってることを実現できるな、この人になら付いていけるなと思いました。やらせじゃないですよ(笑)、本当にそう思いました。

RUN.EDGEは僕が富士通で働いていた時に知りました。元サッカー選手のエジミウソンさんがRUN.EDGEに来る機会があり、その時に僕がポルトガル語と日本語の通訳ができるので声をかけてもらいました。そこで小口さんと出会い、すごい選手と関われる仕事ができたことで、純粋に楽しいと思ってRUN.EDGEに関わり始めました。


ーレオさんはフランスにいながら日本の企業で仕事をしていますが、楽しいと感じること、反対に苦労することはどんなことですか?

僕は日本とフランスのハーフなので、日本との関わりは大切にしています。日本のお客様はフランスに比べて、プロダクトに興味を持って話をよく聞いてくれるので、たまに来日した時に、日本のお客様とFL-UXについて話すのは楽しいですね。

反対に、フランスにチームメンバーがいないのは、苦労というかで寂しいですね(笑)。商談が獲れた時に一緒に喜んだり飲みに行く仲間がいないですから。時差があるので、日本メンバーのイベントにも出られないのでアウェー感もありますね。
その分、フランスではコワーキングスペースを借りて仕事をしているので、同じ会社ではないですが、そこで働く色々な業界の人たちと交流したりするようにしています。


ー日本とフランス、働き方の違いはどんなところですか?

フランスでは自由と自己責任の上で仕事ができる代わりに結果を重視するスタイルです。RUN.EDGEはフランスに近いスタイルを取り入れていると思います。例えば働く場所もオフィスやリモートワークを選べますし、フルフレックスなので働く時間もある程度柔軟性をもたせることができますよね。
海外で働く僕から見てもRUN.EDGEは働きやすい環境なのではないかなと思います。

働き方ではないのですが、お客様の対応が日本とフランスでは全く然違います。例えば、日本のお客様は突然営業のメールをしても、丁寧にお断りの返事をくれて、お客様もこちらを丁寧に扱ってくれる感覚があります。そこは日本のとても良い所だと思います。海外だと、例えばお客様と打ち合わせの予定があって、現地に行ったら誰もいないとか(笑)。連絡してみたら「忘れていた」と言われることも普通にあります。
僕はもうそういう環境に慣れてしまっているので、切り替えて次のことに取り掛かるだけなのですが(笑)。
やはり自分達の商品を買ってくれるかもしれないお客様なので、そちらの都合に合わせるのは当然ですし、アンフェアだとは思いませんね。


ー最近、一番テンションが上がったお仕事やエピソードを教えてください。

RUN.EDGEに入った当初は、お客様はクラブチームがメインになると思っていましたが、最近ドイツで高校生アスリートをスカウティングする組織がお客様になりました。商談の時、お客様の課題になっていることを聞いたところ、FL-UXの強みがジャストフィットするなと感じたんです。これは新しい市場ができたと思い、めちゃくちゃテンションが上がりました。


ー平均的な一日のスケジュールはどんな感じですか?

大体朝9:00~10:00は日本と打ち合わせができる時間帯なので、ミーティング用にスケジュールを空けています。日本との打ち合わせがない時は少しゆっくりスタートして、メールチェックなどのルーティーンを済ませて、商談など作業に取り掛かります。

僕は昼休みを2時間くらいとります。特に冬のフランスは日がある時間が短いので、昼間のうちにランニングをしたり、昼寝もします。
コロナ前まで、フランスではデスクで昼食を食べることは違法でした。レストランなどオフィスとは違う場所で、色々な人たちとゆっくり食事をとる文化があるんです。
呑気に食事してるやん!って思われるかもしれないですが(笑)、同僚たちと食事をする場合は、ちょっとした問題の解決や情報交換などの会話をして時間を効率的に使っているんですよ。日本の居酒屋でもそういった話をしますよね?その感覚と似ているかもしれないですね。

あとは、メキシコのお客様など時差の関係で夜遅くに商談が入ったりすることも多いので、昼のうちに長めに休んでバランスをとったりしています。こんな風に柔軟に働けるのはRUN.EDGEの良い所だと思っています。
商談がなければ、19:00~20:00くらいには退勤できるようにしています。好きなことを仕事にしているのであっという間に時間が経っていますね。


ー今後グローバルに働いてみたい人が身に着けておくと良い力はどんなことだと思い感じますか?

やっぱり語学ですね。もちろん沢山の言語を話せた方がいいですが、最低限、英語で仕事ができるという状態にしておくと良いと思います。
フランスのスタートアップは、事業をグローバルに展開していきたいと考えている場合、フランス人だけの組織であっても最初からコミュニケーションや資料作成などを全て英語で行います。
なぜかというと、のちに組織が大きくなって違う国の人たちが入ってきたときにキャッチアップが早くできるからです。だから、英語はマストです。

また、特にRUN.EDGEのようなスポーツビジネスの会社は話せる言語が多いほどプラスになると思います。サッカーのエージェントやプロクラブで働く方々も、みなさん大体4~5か国語話せます。
あと必要なのは、努力したら何とかなる、と思う気持ちですかね(笑)!

※レオさんは、フランス語・日本語・英語・ポルトガル語・スペイン語が話せます。


ー休日の過ごし方や好きな事、教えてください!

土日は寝て、食べています(笑)。美味しいレストランに行くことが好きです。
休日の概念も日本とフランスで違うと思うのですが、フランスは周期的にまとまった休暇をしっかりとるので、土日などの休日にどこか出かけたりせず、ただ休むという感覚です。その代わり、まとまった休暇には旅行に行ったり、趣味を思いっきりやったりします。日本は土日に用事を詰め込んだり出かけたりする方多いですよね。あれは逆に疲れますね(笑)。

ヨーロッパ全体的に、夏のシーズンに3週間くらい休暇を取ることが多いです。取引先のお客様もみんな休みになります。ただ、スポーツ業界相手だと、夏場は特にサッカーチームのキャンプなどがあり、商談へ導くチャンスなので、夏にまとめて休みを取るのは難しいと思いますね。

仕事のことを考えずリフレッシュするための休暇は心のためにとても大切だと思います。僕は旅行に行くことも大好きなので、休暇には色々な国に行ったりしますね。
去年、リモートワークを利用してコルシカ島でワーケーションみたいなこともやったのですが、あれはやっぱり「work」でしたね。

旅先での一枚。日本に帰国時も色々な場所にいきます。


ーRUN.EDGEで働くメンバーはどんな印象ですか?今後、どんな仲間が増えると嬉しいですか?

僕はRUN.EDGEに入社した直後、挨拶も兼ねて、自分が関わるFL-UXチームのメンバー全員と一人ずつオンラインでお話させていただきました。その時に一番衝撃的だったのは、スポーツ好きじゃない人が多いなということ。結構びっくりしました。みんな僕みたいにスポーツ馬鹿なのかなと思っていたのに、そうでもなかったですね(笑)。

それから一緒に働いてみて、優秀な人が多いなと思いました。
例えば、お客様から何か問い合わせがあったり、不具合に対する要望があった時に、すぐに説明できるし、解決できる。とにかく対応が早いんですよね。僕自身もそこまで出来ていないなと感じさせられたし、見習いたいなと思いました。
当たり前のことだと思うかもしれませんが、問い合わせなどに対して、24時間以内にきっちり対応する会社は海外でもそこまで多くないと思います。そこまで早く対応できるのは、やはり1人1人がしっかり製品を理解し、インプットできているからだと思います。
でも、優秀なのにそれを表に出して天狗になったりしている人はいなくて、対等に接してくれて、困っていたら助けてくれたり、優しい人が多いですね。

今後海外チームにも人が増えるとしたら、日本メンバーのエッセンスや会社のカルチャーを受け継げる人に仲間になってもらいたいですね。そして自由に責任を持って仕事に取り組める人。あとは、やっぱり僕はスポーツ好きに仲間になってもらいたいです!


ー レオさん、素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました!


最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
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