現代版・芭蕉の旅(116~121日目)

今日は、7月31日であるが、芭蕉の時代は、30日で終わりであった。

したがって、昨日が7月最後の旅となり、121日目であった。ここまで丸4ヶ月の旅となり、いよいよ終点の大垣到着まで、残り3週間となった。

今週は、26日まで芭蕉は小松市に滞在しており、27日から8月4日まで山中温泉に滞在した。

山中温泉は、石川県加賀市にあり、同じ加賀市の片山津温泉と山代温泉、小松市の粟津温泉と併せて、加賀温泉郷に含まれている。

これらの温泉は、加賀四湯とも呼ばれ、関西の奥座敷として有名である。

実は、芭蕉は8月4日まで山中温泉に滞在したあとも、8月5日と6日に小松市に戻っており、この加賀温泉郷では、のべ2週間も過ごしていたのである。

現代に生きる私たちも、2週間の休暇が取れるなら、芭蕉のように、広い温泉郷でゆっくり過ごしてみたいものである。

奥の細道の旅のゴールが見えて、気持ちに余裕が生まれたのだろうか。

7月15日に石川県入りして、金沢に9連泊、そして加賀温泉郷に2週間。

私の「現代版・芭蕉の旅」シリーズも、そろそろ終わりになる。

残り3週間、よろしくお付き合いいただければ幸いである。





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