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"夜空を彩る魔法: 佐倉花火フェスタ2023のハイライト"

本格オランダ風車が印象的な印旛沼湖畔の「佐倉ふるさと広場」。

春はチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスを楽しめます。

この印旛沼湖畔で打ち上げられる花火、「佐倉花火フェスタ」は、水面に映る姿も美しく、多くの見物客で賑わいます。

佐倉市の花火大会は昭和31年に打ち上げられた大会を起源として今年で62回目。
打上総数18000発の大規模な大会です。
しかも、メニューが
・手筒花火
・二尺玉
・尺玉30連発
・水上花火
・ビッグプレミアムスターマイン(10分間に6000発)

と、盛りだくさん。
さらに、4年ぶりの開催とあって盛り上がっていました。

手筒花火を見られるところってあまりないですよね。

今回も早い時間に到着して、現地の様子を確認してまわります。
風に揺れる稲穂と青い空と白い雲。
日本の夏。

今回は、手筒花火に出演する方の関係者枠のお席を取っていただきました。
本格的オランダ風車の「リーフデ」と一緒に花火を撮ろうという趣向です。

心配なのは、良すぎる席=花火が画面に入り切らないのではないか?ということ。

風車前に櫓を組んであって、手筒花火はそこで行われます。
手筒花火との距離はバッチリなことを確認。

夏の雲の風情が面白いです。
白い雲。白い椅子。
この椅子のエリアは、いつもはお花畑。
直前まで一面のひまわりでした。
そして、とにかく暑い!


日が暮れて、だんだん人が集まってきました。


今回は、①風車と打ち上げ花火、②手筒花火が撮りたかったので、こちらの位置にスタンバイしました。
しかしこの位置からだと印旛沼は風車の向こう側。ということは、水面の写り込みが撮れません。
(水面との写り込みが見えるのはサンセットヒルズ会場)

ここでまた、ガジェット登場。
スマホに取付けるミニ反射板。

手筒花火と打ち上げ花火は撮り方が異なります。
手筒花火は、望遠レンズ。シャッタースピード優先モードで撮影。
打ち上げ花火は広角レンズでバルブ撮影。

レンズの付け替えや設定を直している余裕はなさそうなのでカメラを2台使用します。
一台は三脚に固定。もう一台を固定して良いものかどうか…迷いましたが、被写体が動くことを想定して手持ち撮影することにしました。手持ち撮影ということは自分が手ブレせずに撮れるギリギリのシャッタースピードと、花火の火の粉が流れるギリギリのところがマッチするかどうか。
カメラの設定をいじりながら被写体との距離や動きを想定してシミュレーションして待っていました。


夕日が落ちてゆきます。
打ち上げ花火は、あちらの方向から上がるはず…

打ち上げ花火は風車と一緒に撮るために広角レンズで全てが収まるようにカメラをセッティング。
特に2尺玉は500m以上広がりますので、高さと広がる幅を想像しながら、カメラを設定してゆきます。


オープニングの挨拶の後、手筒花火が始まります。
最初は小さな片手で持てる手筒。


次は大きな筒。

今度はこちらは、近すぎて望遠レンズだと4名までしか画面に入らず、全員並んでいるところが撮れませんでした。
アップで撮影した方は、「ハネ」も撮影することに成功。火の粉が跳ねてジュッと煙になっているところも写っています。
今回チケットを手配してくださった女性もカッコ良かったです。女性も手筒花火をするんだなと感心しました。

手筒花火のあとは、打ち上げ花火が続きます。
こちらの打ち上げ場所は風車から少し離れた場所。
広角レンズでやっと入る距離。


こちらが、先述の反射板を使った水上花火の写真。
iPhoneもスローシャッターにします。
その、iPhoneがまたさすがの手ブレ補正!


内容盛り沢山の楽しい花火大会でした。

このイベントが終わるとふるさと広場は
一面のコスモスと風車の光景を楽しむことができるコスモスフェスタへと姿を変えてゆきます。
季節によって表情を変える佐倉ふるさと広場。

休日散歩にいかがでしょうか?

佐倉ふるさと広場
アクセス
・京成臼井駅から徒歩約30分
・京成佐倉駅から徒歩約40分
・東関東自動車道佐倉ICから車で約30分
・京成佐倉駅から佐倉コミュニティバスで約10分

チューリップの季節

ひまわり


観光船


夜明け


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